小さい子供の習い事には送迎が必要なことが多いですね。でも、親が共働きだと送迎もままならないので習い事に通わせること自体が難しいと感じます。小学校くらいになるとお友達も何かと習い事を始めている子が増えるので気になりますし、本人が興味があるならば習わせてあげたいと悩むところです。無理はできないけれど、それでもいろいろな体験をさせてあげたいですよね。
いろいろな体験をしてみる
まずは回数限定の体験会などに行ってみるだけでもどうでしょうか。数回だけならパパとママでやりくりして何とか送迎できませんか?春休みや夏休みなどに期間限定の体験会や見学会がよくあるので、そういったレッスンも活用してみましょう。
また仕事が休みの日に集中して通わせるという方法もあります。その場合はママとパパが交代で送迎するなど調整しやすくなります。ただ、無理にあれこれ詰め込んで送迎するママとパパも実際に通う子供も疲れてしまっては元も子もありません。そこは無理のないようみんながお休みも取れるように考えて決めましょう。
誰か(どこか)にお願いする
近くに家族や祖父母がいるなら、送迎をお願いするという方法もあります。他人にお願いするよりは頼みやすいですし、仕事から帰るまで習い事のあともそのまま預かってもらうなどの融通もききやすいので、近所に住んでいるなら頼りにしたいところです。
一緒の習い事に通っているママ友やお友達にお願いする場合は、たまになら快く引き受けてくれる人もいるでしょう。けれどそれが毎回となるとかなり負担が大きくなります。自分がお願いされたと考えても負担が大きいですよね。これはかなり親しい仲でないと難しいでしょう。
シッター会社によっては習い事や幼稚園の送迎をお願いすることができるところもあります。もちろん料金はかかりますが周りにお願いできる人がいない場合はお世話になることも選択肢の一つでしょう。
住んでいる自治体にファミリーサポートのような制度があれば利用することができます。この場合はシッターさんよりも割安なことが多いので、お住まいの自治体で活用できるかどうか確認してみると良いでしょう。
送迎の必要がない習い事を探す
もう一つの考え方として、送迎の必要がない習い事を選ぶという方法があります。
幼稚園や保育園によっては、園の中で体操教室やサッカーなどの教室を行っているところもあります。その場合はそのまま預けて仕事終わりに迎えに行けばいいので助かりますし、移動することもないので安心です。
また、通信教材などを使って家で知育ワークをすることを習い事と考えるのはどうでしょうか。契約して毎月送ってくる知育教材などが良くありますが、そういったものはどれも年齢月齢ごとによく考えられていて、遊びの延長として勉強ができるので活用してみると良いでしょう。
また、ピアノなど先生に家に来てもらうスタイルの教室もあります。家庭教師とまでいかなくても訪問して教えてもらえる先生を探してみるのも一つの手です。
自分の家のペースで
お友達と同じようにいろいろな体験をさせてあげたいと思うのは親心ですが、家族みんなが無理をしてしまってはかえってよくありません。よそのお宅と比べるのはやめて、無理せず自分達の家庭のペースで、できることをしていくのが一番ではないでしょうか。