最近では、中学生が進学先を決めるために参加するオープンキャンパスに、保護者も参加するのは当たり前という傾向になっていますね。
親が参加することには色々な意見もありますが、高校側も学校の事を知って欲しいと保護者用の資料も用意しますし、生徒と保護者を分けて、生徒が学校内を見学している間に、保護者は学校側から説明を受ける時間があるなど、保護者に対して力を入れる高校は多いのです。
子ども達の学校を選ぶ基準は、部活だったり制服の可愛さだったり勉強に繋がらないことも多いので、保護者がしっかりとした目で高校を評価する事は、とても大事なことと言えそうです。
さて、しっかりと学校を見極めたいこのオープンキャンパスですが、親はどんな服装で参加すべきでしょうか。
歩くのは学校の中だという意識
まず、これからどこに行くのかということを思い出してみましょう。
もちろん、それは高校という学校なのですが、そこにはその学校に通う高校生達と、オープンキャンパスに参加している多くの中学生達、親達、そしてその高校の先生方のいる中を自分は歩くのだと想像をして下さい。
その中を、ド派手な服や胸元の開いた服、ミニスカートなんかで歩けますか?
これは極端な話しですが、周りの生徒や先生、保護者達にとって、見ていて不快な服は避けた方がよいということです。
学校で受け入れやすい親の姿といえば「爽やかなお父さん」「清潔そうなお父さん」「きれいなお母さん」「優しそうなお母さん」などなど、考えればいくつか出てきますよね。
スーツなどにこだわる必要はなく、それを演出できる服装を選べばよさそうです。
実際はオープンキャンパスに着ていく服の決まり事はありませんが、清楚で清潔な、誰からも気持ちよく受け入れてもらえる服が、見ていても一番自然ということなのではないでしょうか。
気を付けたいもの、持っておいた方がよいもの
オープンキャンパスは、学校の中を見学して回りますが、かなりの距離と時間を歩くことになります。
ですから、靴は高めのヒールなどは避けておいた方が無難ですね。
また、上履きが必要な学校もありますから、携帯用のスリッパがあればよいと思います。
学校側もパンフレットや資料などを用意しているので、帰る時には荷物が意外にも増えますから、バッグなども少し大きめの方がよいと思います。
オープンキャンパスは夏休みなど、暑い時期に行われることが多いので、小さな扇子などをバッグにしのばせておけば便利です。
時々見かけるのですが、暑さのあまり学校から貰ったパンフレットをパタパタとうちわ代わりにしている保護者もいて、それは学校側が見ても気持ちのいいものではないでしょうから避けましょう。
受験への意識をはっきりさせるために
わが子が受験に向かって真剣に学校を見学し、考えるためには、やはり親自信がその姿勢を見せることも大事なのではないでしょうか。
普段着やカジュアル過ぎる格好ではなく、しっかりと学校に対して真摯に向き合う姿は、やはり服装にも表れてくるものだと思います。
これからやってくる受験のために、親子でしっかり頑張る意識を持って、進んで行って下さいね。