毎日子育てをしていると、子供の事を可愛い!って思う瞬間はもちろん、たくさんあると思います。
産まれて初めて笑ったり、ハイハイしたり歩き出したり、大きくなってくると幼稚園小学校中学高校と、何歳になっても我が子の成長していく姿はお母さんにとって宝物ですよね♪
だけど、そんな楽しい瞬間に比べて大変なことの方が圧倒的に多いような気がしませんか?
喜びや楽しさを感じるよりも大変な事ばかりがほとんどで、初めての子育てや相談できる相手が近くにいないと手探り状態になり本当にこれでいいのかな…?と不安になったり、
他の人は、子供を育てる喜びや楽しみを感じてるのかな?とか〝毎日充実してそうな子育てブログの中のお母さん〟をネットで見ては、どうしたらこんなに楽しそうに子育てできるんだろう?と思ったりする事もたくさんあるかと思います。
でも、そんな風に自分の子育てに対して自信が持てないお母さんは、案外たくさんいらっしゃいます。
喜びを感じないのは当たり前
子育てしていると、大変な場面は数え切れないほどありますよね。
赤ちゃんのうちは、何故泣いているのかわからなかったり、ご飯を思うように食べてくれなかったり、イヤイヤ期に突入したり。
また、2人以上お子さんがいるお母さんは、2人の面倒を同時に見ないといけなかったり、好き嫌いがそれぞれ違うと、ご飯を作る手間もすごくかかったり、子供が泣いてても洗濯物も食事もこなさないといけない…とか。
成長してくると、言う事を全く聞かないなどなど、ここに書ききれないほどたくさんあると思います。
でも、ショックな事実かもしれませんが、子育ての本当の喜びを感じるのは、子供が大人になり自分の手から離れていく時なんです。
「じゃあ、子供が大きくなるまで喜びを感じることはないの?」と思いますよね。
もちろん、日々の中で大変さよりは少なくとも、喜びもあると思います。
けど、子供が巣立つまでは親としては、子供をちゃんと育て上げなければいけない!と親は大きな責任を感じていますし、成長するにつれて、次々に心配や不安な事が起きて楽しい事よりも大変なことの方が圧倒的に多くて、手放しで喜べる余裕がありません。
子供を育て上げるまでは、〝子育ての喜びを感じにくい〟というのは、当たり前ともいえるのです。
ありがとう、お母さん…
子供が小さいうちは、親はなんでもしてくれて当たり前の存在と思っているので、親の心配する気持ちや苦労がなかなか理解できません。
むしろこちらは心配して言っているのに、親はいつも口うるさいなぁ…とか思っているくらいです。
しかし、今は親のありがたさが理解できていなくても、子供が大人になるにつれ子供の頃に親に当たり前のようにしてもらっていたたくさんの事を、思い出して感謝するようになることでしょう。
なので、〝今は大変なのが当然で苦労する時期〟と考えるのです。
そうすると、〝大変な時期が来ても当たり前だしあとで必ず報われるから乗り切るしかない〟といい意味で開き直れます。
実際、子供が大人になって感謝された時に、一生懸命育てて来て本当に良かった、とようやく子育てをして来た事に対して、喜びを感じるでしょう。
まとめ
今は、大変な事がたくさんあり余裕も持てなくて、そんな時に限って子供も思い通りにしてくれない!とかあると思います。
しかし、子供が巣立つ時に必ず苦労が報われる日が来ます。
ひとつひとつの大変な事を子供と一緒に乗り越えて、子供が大人になり親の苦労を実感し始めた時、親子の絆は深く何にも代え難いものになるのではないでしょうか。
そして子供が巣立ち、子育てが終わった時に幼かった頃を思い出して苦労した日々が懐かしくなり戻りたいなんて思う日がくるかもしれません。