両親に甘えられる家庭は、ぜひ甘えてくださいと言いたいです。いろいろと口を出されたり、勝手にやられたりするとイラッとするものですが、両親は、両親の価値観で物事を言っているだけですから、そのうち慣れます。
子供が産まれる前に、または産まれてからでも、大変になってからでも遅くないと思います。きちんと話し合いをしてください。緊急の時だけお願いする、何曜日だけお願いする、何をどういう風にするか、きちんと伝える、じっくり話し合うことが、互いに気持ちがよくできるコツです。
これだけやってもらえたら、後は大丈夫、助かりましたという感謝の気持ちが素直に出てくるところまで、の、お願いにしておきましょう。いろいろとお願いしすぎて、一つでもできていないと、イライラしてしまうようなお願いは避けたほうが無難です。
両親にとってかわいいだけの孫ならいいのですが、せっかくのんびり暮らしていたところに、台風がやってきたような状態になってはたまりません。また、孫の病気が移るのも、老体にはおそろしいものです。両親と言えども、マナー違反にならないよう気をつけましょう。
ちょっとの余裕のために
共に働いているということは、素晴らしいことです。芸のない私から見れば、とっても羨ましいことです。だからこそ、続けてほしいと思います。両親に上手に甘えて、子供との余裕のある生活をして欲しいです。時間に追われるだけの日々ではなく、両親に感謝し、頑張っている子供に感謝し、自分の仕事を誇りに思えるような行動をしてほしいと願います。
子供たちが、うちはパパもママも働いていてすごいんだ、おばあちゃんもおじいちゃんも協力してくれてすごいんだ、という喜び(誇り)を感じられることが、子供たちにとって、自分は大事にされているという思い、そして働くことの意味、家族の意味を学ぶことに繋がるのではないでしょうか。
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