PTA役員を引き受けると行事などの際に保護者代表として挨拶をしないといけないことがありますが、これはとても気が重いですよね。多くの人にとって、人前に立って挨拶をするのは苦手なものですが、任されたらやるしかありません…。今回は親子遠足での挨拶を例に、保護者代表の挨拶の内容や挨拶をする際に気を付けたいポイントについてお伝えしたいと思います。初めて挨拶を任されてしまった方に参考にして頂ければと思います。
挨拶は簡単でよい!
自分が挨拶を聞く立場だと考えると、正直「挨拶」はあまり聞きたいと思うものではありませんよね…。特に遠足の場合は、挨拶する場所は出発前か目的地についてからか、バス遠足の場合はバスの車内かもしれませんが、いずれの場合も子どもたちは興奮していて静かに挨拶を聞いていられませんし、保護者もそんな子どもたちを見ておくことに気を取られています。ですので、挨拶は長くなりすぎないように手短にまとめるのがよいです。
カンペOK!大きな声ではっきりと
挨拶の文章は事前に暗記しておかなければいけないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。メモを見ながら挨拶をされている役員さんはたくさんいます。大切なのは、大きな声ではっきりゆっくりと話すことです。人前で挨拶をした経験がない役員さんは早口で声が小さくなりがちですが、何を言っているか分からない挨拶は聞いていてもしらけてしまいます。メモを見ながら話す場合は、ずっと下を向いてただ文章を読み上げるのではなく、時々しっかりと前を見て話すようにすると印象がよいと思います。
遠足の挨拶文例
それでは具体的に遠足の挨拶文を考えてみたいと思います。
みなさん、おはようございます!
今日はみんなが楽しみにしていた遠足の日です。とってもいいお天気になりましたね。
今日は○○公園で(遠足の行き先)、お友だちやおうちの人と一緒に、おいしいお弁当を食べて、楽しく遊びましょうね。
保護者のみなさま、今日はお忙しいところ遠足にご参加いただきありがとうございます。
今日の遠足で保護者同士の交流も深めることができればと思います。
先生方、今日は朝早くからのご準備をありがとうございました。
それでは、今日一日、ケガなく過ごして楽しい思い出を作りましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
こんな感じでいかがでしょうか。もう少し内容を増やしたい場合は、行き先の場所についての紹介などを追加するといいと思います。
最後に
今回は遠足での挨拶についてお伝えしました。初めて保護者代表として挨拶をすることになった場合は誰でも緊張してしまいますが、想像していたよりも難しいものではないと思っていただけたのではないでしょうか。せっかくの親子遠足です。挨拶のことで悩みすぎることなく、子どもとの時間を楽しみに準備をしてもらえたらいいなと思います。