自分も通ってきたはずの子ども時代。でも、いざ自分の子どもと接する時、自分もそうだったかな?子どもは何でこんなことをするんだろう・・・と疑問というよりは悩みになってしまっているママは結構多いようです。
どうやら最近では気軽に参加できる「子育て勉強会」の募集なるものを雑誌やチラシ、はたまたフェイスブックなどのSNSでも見かけるようになりました。しかし、これらの勉強会に参加すれば悩みの解決に繋がるのでしょうか。
そこで今回は様々な「子育て勉強会」とはどんなもの?もしかして危険なことなんてないよね?本当に役に立つ勉強会とは?・・・ということについて考えてみましょう。
「子育て勉強会」ってどんなもの?
これが実に様々なのです。子どもの発達からみる親の役割、子どもの躾けについて、あるいは早期教育、はたまたスピリチュアルなものまで・・・。意外にたくさんあって、もしかして自分の悩みに添った内容を見つけることもできるかも知れません。でも、一番情報を得やすいのは、やはりママ友からでしょうね。
しかし!しかしです。勉強会の表題や講師の肩書きなどだけで参加を決めたりしてませんか?
もしかして危険なことなんかないよね?
現実問題、これがあり得るんです。よく聞くのはママ友間の勧誘によるもの。断り辛くて行ってみたら、それが何やら買わされたり、勉強会を継続する約束をさせられて会費を要求されたり、しかも勉強の内容も大したことないのに高い講師料まで負担させられたり・・・。お金が絡むと本当に厄介ですし、中には宗教の勧誘なんていうのもあるらしいので気を付けなければなりません。そんなトラブルで困っても、なかなか相談できる人も見つからない、警察に相談して事が大げさになるのも嫌だし・・・なんて一人で抱え込んでしまうと、肝心の子育てにすら支障を来てしまいます。
もし誰にも相談できずに困っている時は、その地域の民生委員さん、児童委員さんに相談するのも一つの方法ですよ。秘密は厳守してくれますし、公的な相談機関を紹介してくれるはずです。民生委員さん達は子育ての先輩でもありますので、親身になって聞いてくれますよ。
本当に役立つ勉強会とは?
ママ友の情報も間違ったものばかりではありません。そこの判断力は自分でするしかないのです。怪しいものは排除する、毅然と断る姿勢も大事ですね。
安全で講師もしっかりしていて講習料も手頃なものとなると、やはり自治体の広報誌やホームページで案内されている勉強会でしょう。また、地域の公民館や児童館などの発信する勉強会も良いですね。たまに学校や保育園などから案内プリントが配られることもあります。そういう案内についてはしっかりとした機関などのベースがあり、何かがあった時(あってはいけませんが)保障や支援もあります。
そういう情報がなかなか手に入らないという場合、ここでも民生委員さん、児童委員さんに聞いてみると教えてくれますよ。
我が子のために、母として自分自身のスキルを高めたいというママは素晴らしいと思います。だからこそ、思わぬ落とし穴にはまって、せっかくの思いを台無しにしないようにして下さいね。