しつけと教育の違いは?

子供のうちのしつけは大事だと言われます。
家庭の中では、子供をしつける~などと言いますが、これが保育園や幼稚園、はたまた小学校などの学校に通えば、学校では、子供に教育する~と言われています。
では、しつけと教育とは違うものなのだろうか、それとも一緒の意味を表すのだろうか、ここではこの二つの言葉を調べてみたいと思います。

「しつけ」とは

ではまずは、しつけとはどういうものなのか見て行こうと思います。
調べてみますと、しつけとは、社会生活に適応するために望ましい生活習慣を身につけさせるとありました。
簡単に言えば、社会に出ても恥ずかしくない行動と言いましょうか、社会のルールに沿った行動をするように子供のうちに身につかすことかもしれません。
確かにそういわれれば、電車内で子供が大声で叫んでいたり、走り回っていれば、何処からとなく「どのようなしつけをしているのだろうか。」なんて言う会話を聞いたことがあります。まさしく、上でも述べましたように、社会のルールに反するからこそ、言われてしまったという例でしょう。

「教育」とは

では、次は、教育とはなにかを見ていきたいと思います。
教育の意味は、人を育てることであり、その子の人格の完成を目指す。とありました。
人格の完成とは、その個人の価値と尊厳との認識に基づき、人の能力を調和的に発展させることだそうです。
しつけと同じ部類の様にも感じますが、教育とは、勉強やスポーツなどを教えること、集団内での協調性、他人との意思疎通が出来るように教えることなど、個人の人格を作り上げていくものではないでしょうか。

「しつけ」と「教育は」似ているようで違う

ここまでで、「しつけ」と「教育」とを比べた際、似ているようにも感じ取れましたが、違うものだと線引きしていいように思います。
しつけとは、社会の中で生活するにあたって、守らなくてはならないことを教えていくこと。そして、教育とは、その個人が成長して自立できるようにさせることです。
途中でも述べましたように、しつけに関しては、家庭内など、少人数制の中で教えていけることですが、教育に関しては、協調性や意思の疎通手段として、大人数の集まりの中で作られていけると思います。だからこそ、学校という教育してもらえる場が存在するのだと思います。しかし、子供だけでなく、成人した大人でも、会社という大人数の集まりの中で、成人教育として存在すると思います。
教育というものは年に関係なく存在するものなのです。

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初めまして。わたしは3歳の娘を持つ母親です。最近は娘の自己主張が出始めて苦戦中です。 しかし、娘の寝顔にその苦労も吹っ飛ばされる毎日です。 これから先も楽しい子育てが出来るようにしたいです。