夜泣きはいつから始まるの!?解消法はある?

赤ちゃんのお世話って大変ですよね。その中でもママを悩ませるのは「夜泣き」ではないでしょうか。夜泣きとは、理由もなく急に泣き出すことを言いますが、その始まる時期は人それぞれです。
私も、子供の夜泣きに悩まされた一人です。私は、夜泣きがあるという事は知っていましたが、いつごろから始まるのかというのは正直分かっていませんでした。ある日、いつものように眠っていると、子供が急に泣き出したのです。私は焦ってしまい、水分を与えたりおむつを交換したりしましたが全く泣き止まず、どこか具合が悪いのかとパニックになってしまいました。後日、育児相談で相談したところ、「夜泣きの始まりかもしれない」と言われ、原因が分かりホッとしたことを覚えています。
このように、夜泣きがいつごろから始まるかを知っているだけでも、心構えが出来て、冷静に対応でき、赤ちゃんの安心にも繋がります。今回は、急に夜泣きが始まっても対応できるように、夜泣きがいつごろから始まりいつごろまで続くのかなどを中心に、夜泣きについて詳しくご紹介していきたいと思います。

そもそも夜泣きって何?

夜泣きとは、夜に泣くことを「夜泣き」と思っている方も多いのですが、実はそれだけではないのです。夜泣きは、機嫌よく眠りについたのに、夜中急に泣き出したり、体調がよく赤ちゃんのお世話をしているのに泣き止まなかったり、何日も同じように泣き出すことが続いていることを言います。
夜泣きが、昼間の時間に始まる子もいるようです。

夜泣きが始まる時期はいつごろから?

夜泣きが始まる時期は人それぞれですが、一般的には生後6ヶ月頃から1歳ぐらいまでの間に始まる事が多いようです。早い子は3ヶ月頃から始まる子もいれば、遅い子は2歳から始まるという子もいるほど、個人差があるようです。
うちの子供は、9カ月ごろから急に夜泣きが始まりました。それまで、やっと夜の授乳が落ち着き、夜まとまった時間を寝てくれるようになったので、安心していたところ、急に夜泣きが始まり驚いたことを覚えています。

どうして夜泣きするの?


夜泣きのメカニズムは、分かっていない部分が多いのですが、赤ちゃんの発達が深く関わっているようです。

赤ちゃんの脳の発達による影響

夜泣きが始まる6ヶ月から1歳ぐらいは、赤ちゃんの脳が目覚ましく発達する時期でもあります。このことが影響し、日中受けた様々な刺激が、夜に夢として見る事で夜泣きをするという説があります。

体力がついてきた証

体力がだんだんと付いてくる頃でもあるので、日中昼寝をし過ぎてしまったりすると、体力が有り余ってしまい夜深い睡眠に入れずに夜泣きをしてしまう事もあるようです。

家族の顔を認識できるようになってきた

この時期は、だんだんと家族の顔を認識できるようになってくる時期でもあるので、夜、暗闇でママの顔が見えなくて不安になったり、家族の気を引くために泣いているという説もあるようです。
その他にも、精神的な不安などから夜泣きをする子もいるようです。

夜泣きはいつまで続く?

夜泣きの始まりに個人差があるように、夜泣きの終わりも個人差がありますが、夜泣きのピークは9ヶ月頃と言われており、1歳半ごろから徐々に泣く回数が減ってきたという子が多いようです。
夜泣きの期間も様々で、1ヶ月ほどで落ち着いた子もいれば、3ヶ月ほど続いたという子もいるほど、個人差があります。

夜泣きかな?と思ったら試してみて!夜泣き解消法

これをしたら泣き止んだ!という、実際に夜泣きが止んだ方法をご紹介します。

泣き出してしまったら「ガサガサ攻撃」で落ち着かせて

夜、泣き出してしまったら、もう止まりません。水分を取らせたり、おむつを替えても泣き止まない場合は、とりあえず興奮状態から落ち着かせることが必要なので、スーパーの袋を使って「ガサガサ」と音を出しましょう。実は、赤ちゃんはこの「ガサガサ」という音が大好きなのです。お腹の中にいる時に聞こえるママの心音に似ている為、落ち着くようですよ。
この嘘のような方法、意外と効果があるんです!赤ちゃんは一度泣き出してしまうと、興奮状態になってしまい中々泣き止まず、むしろエスカレートしてしまう事があるのです。そんな時に、クールダウンさせる意味で、この「ガサガサ攻撃」は夜泣きの赤ちゃんをぴたっと泣き止ませてくれるでしょう。スーパーの袋だけではなく、赤ちゃんにとって好きな音だったり、聞いたことのないような音を鳴らすと、我に返って泣き止むかもしれませんので、やってみて下さい。

環境を変えてみる

泣き出してしまったら、環境を変えてみると泣き止むかもしれません。泣いているのに無理に寝かせようとしても逆効果です。そんな時は寝ている部屋から違う部屋に連れ出してみたり、同じ部屋の中でも違う場所に移動してみたりすると、景色が変わって泣き止んでくれるかもしれません。
この時に注意してほしいのが、夜の場合、部屋の明かりを日中と同じぐらいの明るさにする事です。暗い部屋から一気に部屋を明るくし過ぎてしまうと、眩しく感じ、目が覚めてしまう恐れがあります。暗闇が不安で泣いている場合もあるので、間接照明を利用するなどして優しい明かりをつけてあげましょう。

規則正しい生活をする

早寝早起きをすることで、生活リズムが整い、夜に起きて泣くという事が無くなったという赤ちゃんもいます。同じ時間に寝て、同じ時間に起きる事を繰り返すと自然と体内リズムが出来て、体力的にも精神的にも落ち着くようです。とはいっても、赤ちゃん相手ではなかなか難しい部分もありますよね。そんな時は、朝は決まった時間にカーテンを開けて部屋を自然な明るさで明るくし、夜は決まった時間に布団に入り、部屋を暗くしたりするなどしてママがその環境をつくり促してあげるだけでも変わってくると思いますよ。

日中にストレスを発散させてあげる

夜泣きは、体力が有り余っていることが原因の可能性もあるので、その場合は日中に沢山遊んであげる事が夜泣きを解消してくれるかもしれません。ただ疲れさせるというのではなく、外を散歩したりするだけでも、いろんな刺激を受けるので良いでしょう。

ママとのスキンシップを沢山とる

精神的な不安からも、夜泣きが起きてしまうというケースもあります。夜泣きが始まったかなぁと感じた時は、いつもより多めにスキンシップを取ってみて下さい。大好きなママとの触れ合いは、赤ちゃんにとって一番の精神安定剤です。日中、沢山のスキンシップをとった赤ちゃんは、精神的にも大満足して眠れるので、夜泣きが解消されるかもしれません。

こんな方法も!?

うちの子の夜泣き解消法は、「絵本」でした。夜泣きが始まった時にいろいろ試しましたが、落ち着かせる意味で大好きな絵本を読み聞かせたらピタッと泣き止みました。でも、絵本を読み聞かせると目がさえてしまい、その後中々寝付けないというマイナス点もありました。最終的には、大好きな絵本の朗読をするという方法で、夜泣きを乗り越えました。絵を見せずに、聞き慣れた絵本のフレーズを朗読することで、子守歌代わりになったようです。
同じく夜泣きで悩んでいたママ友の解消法は、「ドライブ」でした。その子は車の揺れが大好きで、車に乗るとすぐに眠ってしまうそうで、その特徴を生かして、夜泣きが始まった時は車に乗せて夜な夜なドライブをしたそうです。

ママが元気でいる事が一番の夜泣き対策かもしれません

夜泣きについてご紹介していきました。
夜泣きは、ママの疲れやイライラが赤ちゃんにうつっていることが一番の原因かもしれません。ママが、笑顔で元気でいる事が、赤ちゃんも安心に繋がり夜泣き解決に繋がります。育児は大変ですが、どうか休める時には休んで、ママ自身の体も心も休ませてあげて下さい。ママが元気でいてくれることが、赤ちゃんの健やかな成長に繋がると思いますよ。

ABOUTこの記事をかいた人

初めまして。現在3歳の息子と5カ月の娘の育児真っ最中の専業主婦ライターです。 出産前は幼稚園教諭として働いていました。 実際に子供を育てて、成長の嬉しさや育児の大変さなどを日々感じています。 子育てで悩んでいる方、これから子育てが始まる方が楽しく育児が出来るような記事を発信できたらと思っています!