どこに住むと子育てしやすいか?

ベビーカーを卒業し、子供と手を繋ぎながら歩くようになると、しっかりと手を繋いでいてもフラフラと子供が歩くので、更に神経を使いました。夕方の日暮れ時になると、帰りを急ぐ車や自転車が暗い中を走ってくるので、とても怖かったです。幅が広く舗装された歩道がある地域だと、見守りながら子供もある程度好き勝手に歩かせることが出来るので、安心できると思います。

また、人がすれ違う時に余裕のある広さの歩道だと、後ろから他の人が歩いて来ても抜いてもらうことができるので、自分たちのペースで歩くことが出来ます。ゆっくりと散歩をしながら歩くことが出来る歩道は身の安全を守るため、また安心して歩くことが出来る歩道が整備されていることで、子育てがしやすい環境の一つになるのではないか、と思います。
また、通学路とは言い難い道を登下校していく学生たちも、車が走る横を歩くような道路は、出来るだけ使用したくないと思うのは、子を持つお母さんの共通の思いでしょう。
車を運転する側も、ちょろちょろと歩いたり自転車を走るのを気にしながら運転するのも、大変だと思います。両者が安全に、安心して利用できる道路を作って貰えると良いなと思います。

良い病院が近くにあること

子供は突然体調を崩すことが頻繁にあります。
その度にお世話になる病院に、きちんと診ていただける先生がいると安心します。我が家の場合は耳鼻科と小児科によくお世話になっているのですが、どちらの先生も丁寧に診て下さるので、私も子供も納得して掛かっています。

実はここの病院に掛かるまでは、別の空いている病院に通っていたのですが、ちゃんと診て下さらない先生方だったので、なんとなくもやもやとした気持ちを抱えながら通っていました。結局いつも症状が長引くばかりで、子供も私も通院に疲れてしまうばかりでした。思い切って評判の良い病院に変えてみると、確かに混んでいて順番待ちをするのが大変なのですが、きちんと診て治して下さるので、安心して通うことが出来るようになりました。

いつも空いているので、直ぐに診てもらえる便利で楽だと思っていましたが、空いているのは先生の腕が無いからだという事がはっきりと分かりました。今までトラブルが無くて本当に良かったと思います。待ち時間は掛かるけどきちんと治る病院を取るか、直ぐに診てもらえるけどなかなか治らない病院を取るか、もう明らかに前者を取った方が良いと思います。

こうして良い病院が生活圏にあるのも、子供が小さいうちにはとても大切な事なのだと思います。これが車で長時間掛かると、本当に大変です。体調を崩している子供を抱えながらの通院では、余計な体力も時間も消耗してしまいます。
出来れば掛かり付けの良い病院は近くにあるに越したことはありません。良いお医者さんのいる病院は混んでいる、ということも学べました。

自分にとって何が大切なのか

子育てしやすい環境とは、要は自分がどういう子育てをしたいのか?という部分にもかかってくると思います。しかし現実は、旦那さんの仕事の都合だったり、義理両親や自分の両親の世話や関わりがあったり、どうしてもその場所でしか住むことが出来ないという場合もあります。
なかなか100%望み通りの場所で子育てをすることは難しいと思います。今与えられた環境の中で現状を受け入れつつ、どの部分を大切にするのか、そこが一番大切なのではないかと思います。
現実と理想を上手く折り合いを付けることも大切だと思います。もちろん、理想の子育てをするべく引っ越しを視野に入れて行動を起こせる人たちも沢山おられると思います。どんな場合においても、100%思った通りの環境に身を置けることは難しいと思います。
私の場合、子育て中のお母さんと知り合うきっかけを作ることができる場所があること、整備された道路や歩道があること、安心して通院できる病院があること、この3点が大切なポイントになっています。

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小学1年生の長男は超繊細かつ超慎重派、年少の次男は活発で元気いっぱい、という正反対の性格の兄弟を子育て中のアラフォー主婦。子供たちに挟まれて眠る時と、家族みんなで食卓を囲む時が何よりも幸せです。