モンスターペアレントのタイプ別事例

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学校や幼稚園・保育園などに対して自己中心的で理不尽な要求をする「モンスターペアレント」。モンスターペアレントにはいくつかのタイプがあります。今回はモンスターペアレントのタイプ別の事例をご紹介し、モンスターペアレントにならないためにはどうしたらいいかを考えてみたいと思います。

自己(わが子)中心的タイプ

このタイプは、自分の子どもだけが大事で、周りの子のことはどうでもよいという自己中心的な考えを持っています。事例としては、「発表会で自分の子を主役にしてほしい」「○○さんが嫌いなので違うクラスにしてほしい」「集合写真を撮る時にうちの子を真ん中にしてほしい」「うちの子はエアコンの風が苦手なので園全体のエアコンを切ってほしい」などです。

ノーモラルタイプ

このタイプの親は常識と非常識の区別がついていません。例としては、授業中や早朝・深夜に学校や先生の携帯へ直接電話をしてきて長時間クレームをつけたり、教師を呼び出したりします。また、先生に対して「お金を貸してほしい」など、とんでもない要求をする親もいるようです。常識がなく、親自身の生活リズムも崩れていると言われており、子どもの成長にも影響がありそうです。

学校依存型タイプ

本来家庭でしなければならないようなことまで学校や園に要求するタイプです。例えば、「うちの子は早起きが苦手なのでモーニングコールしてほしい」「汚れた服を園で洗濯してほしい」「爪を切ってやってほしい」などです。学校(園)や先生の仕事をサービス業のように考えている親が多く、このぐらいのことはしてもらって当然だと勘違いをしているようです。

権利主張型タイプ

このタイプは権利を主張して要求を通そうとします。具体的には、「うちは給食を頼んだ覚えはないので給食費を払わない」または「休んだ日数分の給食費を返金してほしい」などや、「(規則違反等で)没収された携帯電話の料金を学校が日割り計算で払うべき」といった主張です。このタイプの親の考える「権利」そのものが常識的ではなく、明らかに理不尽な要求であることが多いです。

モンスターペアレントにならないために

今回いろいろなタイプ別のモンスターペアレント事例を見ていきましたが、身近にこのようなモンスターペアレントが実際にいる場合や、もしかすると自分も予備軍かも?!とドキッとされた方もいるかもしれません。モンスターペアレントがとる行動も、子育てに一生懸命でわが子のためを思うからこそである場合もありますが、学校(園)側とよい関係を築くことができなければ子どもの心も不安定になり、結果的に子どもに悪影響を与えてしまいます。学校側へばかり要求したり責任を押し付けたりするのではなく、学校や周りとコミュニケーションを取りながら協力し合って子どものためになることを考えていくとよいのではないかと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

小学3年生と幼稚園年少の二人の男の子を育てているアラフォー主婦。ドタバタと目の前で繰り広げられる兄弟喧嘩にため息をつきながらも、子どもたちの元気な成長に感謝しながら過ごす毎日。