いじめと悪ふざけの違いってなに?

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子供が学校に通う上で親が心配になること。勉強はついていけるのか?お友達はできるかな?などなどいろいろあると思います。その中でも心配なのが「いじめにあっていないか」ということではないでしょうか。
そもそもいじめとはいったいどういうことを指すのでしょうか。

いじめを受けた側がどう感じるかがすべて

文部科学省によると、いじめとは「一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とされています。
いじめは行う側がいじめだと思っていなくても、その行為を受ける側がどう感じるかがすべてといえます。
ちょっとした悪ふざけやふざけ合いだと思っていても、それをされている側の子が精神的な苦痛を感じているならそれはいじめだということです。

悪ふざけとの違いは執拗に繰り返すかどうか

では、ちょっとした悪ふざけといじめは何が違うのでしょうか。
一般に、相手が嫌がっていること嫌がるとわかっていることを執拗に繰り返し行うような場合、またそれを集団で行うなどは悪ふざけの域を超えていると言っていいでしょう。そのような行為を周りに傍観者がいるなかで行われていることもあります。傍観者が見ていてもそういう行為をするとは、考えると異様な光景ですね。
いじめを行う側の子は自覚がなく、ただ遊んでいるつもりの場合もあるかもしれません。もちろん最初はお互いにそうであったかもしれませんが、それが少しずつエスカレートしていき気が付いた時には深刻ないじめとなっていることがあります。
これは、もしかしたら本人が気づかない知らず知らずのうちに、いじめに加担しているかもしれないということです。
そう考えると、自分の子供がいじめに合っていないかを心配するのと同時に、いじめに加担していないかという心配もする必要がありますね。
相手の気持ちを考えること、自分が同じことをされたらどう思うのか、自分が相手と同じ立場になったらどう感じるのかということを、子供と普段からしっかりと話し合い、知らず知らずいじめに加担してしまうようなことのないようしっかりを見守っていきたいですね。

目に見えるいじめ、目に見えないいじめ

一概にいじめといってもいろいろな被害があります。いじめに早く気付いてあげるためにも普段から子供の様子を注意して観察していくことが大切です。
いじめを大きく分けると、目に見える物や身体に及ぶ物理的な被害と、目に見えない心を傷つける心理的な被害があります。
物理的ないじめは、物を壊したり金品を取り上げたり、暴力や服を脱がしたり汚したりなど、目に見える被害があります。これは家に帰ってきてから親がすぐに気づきやすいです。
心理的ないじめは、悪口を言ったりそれをインターネットなどに書き込んだり、仲間はずれにしたり無視をするなどです。これは家ではなかなか気づきにくいかもしれませんが、子供が落ち込んでいたりするような様子があったら気にしてみましょう。

最後に

いじめの加害者は、被害者が悲しんだり困ったりする様子を見て笑ったり楽しいと思うという少し異常な心理が働いています。
人が困っている様子を見て面白がるなんて自分の子供がしていたらと思うとゾッとします。そういったことのないよう、普段からいろいろな話をして教育していきたいです。

ABOUTこの記事をかいた人

7歳の女の子のママです。出産を機に退職し、今は専業主婦をしています。 一人っ子なので全てが初体験の子育てに日々奮闘中。娘と一緒にいろいろな体験をしていこうと思っています。