子供のいじめに!親ができる対策って何?

学校で子供がいじめられたら、親は何ができるのでしょうか。いじめられたと話してくれたら、どうしたらいいのでしょうか。子供がいじめられるなんて想像したくないことですけれど、普段から考えておくことで、いざという時に慌てずに対応できるのではないでしょうか。

しっかりと話を聞いてあげる

もし子供が学校での嫌なことを話してくれたら、否定も肯定もしないでまずは子供の話をしっかりと聞いてあげてください。特に低学年の子は、話を聞いてもらうことで落ち着いて、何事もなかったように翌日からまた普通に相手と接していることもあります。もしかしたら「いじめ」と感じる暴言を吐かれたのかもしれないけれど、それ以上に発展しない場合もあります。まずはいつでもどんなことでも話を聞いてあげる姿勢を見せることで、安心して親に悩みを話すことができる環境を作ってあげることが重要です。普段から悩みに限らず親にいろいろと話しやすい空気があれば、本当にいじめにあった時に早いうちに話してくれるかもしれませんし、親も早くに気付くことができます。
子供は学年が上がってくるにしたがって、あまり何でもは話したがらなくなります。普段から子供の様子をよく見て、少しでもいつもと違う様子があれば、注意して見守ってあげてください。

インターネットを使ういじめ

今のいじめはとても陰湿なものが多いです。おおぜいの仲間が一人を孤立させることで精神的に追い詰めることもあります。掲示板やSNSなど、インターネットを使ういじめも増えています。いじめられていることに気付いたら早いうちに対処することです。インターネットの書き込みなどがあったならできればプリントアウトなどで記録を残しておきましょう。早いうちにその書き込みの削除の手続きも行いたいところです。その掲示板や管理者に連絡をするなどの方法があります。インターネットなどがよくわからなくて手に負えないなら警察に相談することも一つの方法です。

いじめられてると打ち明けられたら

子供がいじめられていることがハッキリとしたら、親はどんと構えて話を聞いてあげましょう。子供はすでに苦しんでいます。それまで打ち明けなかったことを責めたりしない、とにかく話を聞いて受け止めてあげましょう。何があってもあなたの味方であると伝えましょう。子供が安心して親にすべてを話すことのできる環境を作ってあげてください。
子供がいじめられていると聞けば怒りも感じるでしょうけれど、親はまず落ち着きましょう。先走って学校や相手の家に怒鳴り込むなんてことは絶対にやめましょう。
学校に話をする場合は、子ども本人と相談し本人がいいよと言ってから行ってください。安心して話してくれた子供の信頼を裏切ることだけはしないでください。親は全力で子供を守る覚悟を持ち、そして子供にも全力で守ることを伝えてあげてください。子供を安心させて、思っていること溜めていたことがあれば全部吐き出させてあげて、しっかりと受け止めであげてください。

学校との話し合い

学校へ出向く際は、できれば両親揃っていく方が効果大です。
インターネットでの書き込みをプリントアウトしたもの、壊されたもの、けがなどがあればその写真など、証拠となるものは持って行きましょう。
あくまで落ち着いて相談という立場で話をしましょう。学校にいじめを認めさせるということなどではなくて、対策を取ってもらうことが一番の目的です。

まとめ

普段から子供の様子をよく観察して、いつでも安心して話ができる環境作りをしておくことで、もし子供にいじめがあった時に早く気付くことができ、早くに対処することができます。親は慌てずに落ち着いて、いろんな話を聞いてあげましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

7歳の女の子のママです。出産を機に退職し、今は専業主婦をしています。 一人っ子なので全てが初体験の子育てに日々奮闘中。娘と一緒にいろいろな体験をしていこうと思っています。