保育園でのモンスターペアレントの事例は?「モンペ」の対応策は?

正当な意見としてではなく、あきらかに理不尽な要求をしてくる「モンスターペアレント」に悩まされている保育士は多いようです。
どんな事例があるのか、保育士には問題はないのか、モンスターペアレントへの対応策を調べてみました。

モンスターペアレントと批判している保育士に問題はないのか?

親の立場からしてみれば、結婚もしていない、子どももいない20代そこそこの保育士にダメ出しされれば面白くないのは当然です。
親も、仕事や生活に追われながらも懸命に育児をしていますからね。
経験としてですが、保育園や幼稚園では保育士や先生との面談が必ず年に数回はあるかと思います。
その面接で、先生は結構ボロカスに、ここぞとばかりにストレス発散も含めて子の批判をしまくります。
先生は若くてもきちんと幼児教育を学んできた教育者だから、「餅は餅屋」として先生を立て、批判を甘んじて受け入れる親御さんも中にはいましたが、大部分の親御さんは納得がいかない様子でした。
そうして先生や保護者との間に軋轢が生まれるのを見てきました。
保育士の方は幼児教育を学んできたプロかもしれませんが、親も毎日懸命に子育てをしているわけです。
そのため、もう少し親御さんに配慮した対応を心がけることで、モンスターペアレント化する割合は減るのではないかと思います。
自分は親御さんに配慮した対応をしているのに、理不尽な要求をしてくる場合の、「モンスターペアレント」の事例をご紹介したいと思います。

保育園のモンスターペアレントの事例

例を挙げてみますと、

  • お遊戯会の主役は自分の子にしてほしい
  • どうしてうちの子が真ん中ではないのか
  • 子どもが自分で勝手に怪我をしたのに、保育士に虐待されたと訴える
  • 朝ごはんを園で用意してほしい
  • 保育園の規則で対応したら会社に遅刻したので賠償してほしい

などです。

保育園のモンスターペアレントの対応策

個人的な見解ですが、保育園や幼稚園でモンスターペアレントが多い理由は、自分より若い保育士にダメ出しされることが原因だと思います。
若い保育士に批判や意見をされれば、どんな親でもそれは多少はカチンときます。
そのため、保育士は、いくら幼児教育のプロであったとしても保護者に対してお伺いを立てるような、育児の先輩として目上の者を敬う態度や姿勢を見せることで、保護者の対応は全く違うものになると思います。
「こういうことがありますが、お母さまのお考えはどうですか?」「おっしゃるとおりです」「さすが育児のプロですね」「参考になります」など相手を認めた発言をし、全力で保育に取り組んでいる姿を見せれば、たとえ理不尽なモンスターペアレントがいても、他の保護者は分かってくれていますので、モンスターペアレントが何をしようとも味方になってくれると思います。

まとめ

以上、保育園のモンスターペアレントについてご紹介しましたが、親も保育士も「子どもを良くしたい」ということが共通項だと思いますので、そこにスポットを当てていけば良いのではないかと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

中2の子のママです。男の子、女の子両方の子育てをしてきました。どちらにかに偏るのではなく中立の立場で、育児・しつけ・子供との時間・親の悩みなどを一緒に考えていければと思っています。よろしくお願いします。