習い事ランキング
ついこの間までハイハイをしていた、よちよち歩きをしていた子供が大きくなり、幼稚園に入ることになると「習い事」を意識し始めるママが多いですね。
小さな子供の習い事と言っても、今は昔と違って種類も豊富で判断に迷うくらいお教室もたくさんあります。
ここで、子どもの習い事ランキングを見てみましょう。
ケイコとマナブ.net
「ママ900人に聞いた 習っている・習わせたいお稽古ランキング2016」
https://www.keikotomanabu.net/kids/ranking/
未就学児、小学校低学年、小学校高学年、と就学状況別に集計されていますが、どのグループも水泳がトップです。
続いて英会話とピアノが、どの世代でも人気です。
英会話の人気が高い事に驚きますが、これはグローバル化が進んでいる現代を反映しているからでしょう。
人気のある習い事・その理由
水泳は「水難事故に備える」「喘息があるので呼吸器官を鍛える」「小学校入学に向けて」等の理由を挙げるご家庭が多いです。
心肺機能を高めますから体を鍛えるのにいいですし、距離やタイムを目標に掲げることによって、「目標に向かって努力する、頑張る」姿勢を自然に身につけられます。
ピアノは「指を動かすことにより、脳に良い刺激を与える」「情操教育に良い」という理由が多く見られます。
「毎日の練習でこの曲も、あの曲も弾けるようになった」という達成感を味わって褒められるのは、子供にとって非常に嬉しいものです。
英会話も、リトミックも、体操も、然りです。
自分自身の目や耳で上達を感じられるのは、親子共に幸せなことです。
上達だけでは、ない
日々コツコツ努力したことが実を結ぶ‥という小さな成功体験の積み重ねは、自信をつけ、自己肯定感を養うことに繋がっていきます。
最近「子どもの自己肯定感の低さ」を、よく耳にしますが、小さい時からの習い事を通してでも、十分に養ってあげられます。
それには親である私たちの姿勢が大切です。
失敗しても努力を認めて褒めてあげる、一緒に工夫し、考えてみる。
親の助言を素直に聞かない年齢になったら、家庭での様子を先生に伝え、プロである先生から話をしてもらう等、いくらでも方法はあります。
ただ習う、上達だけを目標にするのではなく、もう一歩深いところに踏み込めば、「自分に自信が持てる、心の強い子供」を育てることが出来ます。
人生を楽しく、豊かにするために
小さな子供にとって、習い事は「仲の良いお友達と一緒に通える楽しい場所」、という認識しかないかもしれませんが、大人の目から見ると子育てをより豊かにしてくれるエッセンスがたくさん詰まっていますね。
そうと理屈ではわかっていても、子供が泣いて嫌がったりしたら、決して無理強いはしないでください。
世の中に習い事と名のつくものはたくさんあります。
その中からたとえ一つだけでも、子供が夢中になれる、大好きになる習い事を見つけてサポートするのが親の役目です。
子供の世界を広げ、人生を楽しく豊かにするために、様子をよく見て心に寄り添ってあげてください。