年の差があっても大変。2人目の子育て

仲良くごっこ遊びをしていると思ったら、
「ねえちゃんがたたいた~!」
「次女ちゃんが先にやった!!」
と言いあげてきます。

私自身、2歳差の妹がいる長女で、子どもの頃は妹が大事でたまらず、何でも妹に譲っていたものでした。
だから、長女も当然同じ感覚でいるものだと思っていたのですが、どうもそうではないらしいです。

おもちゃ一つとっても、貸す貸さないで大ゲンカ。
子どもは誰でもそうかと思いますが、自分の持物には強いこだわりがありますよね。
たとえ今、自分が必要でなくても、『貸して』と言われると絶対貸したくなくなるようです。
おもちゃを引っ張り合って、叩きあいのケンカになることもしばしば。

「お姉ちゃんなんだから譲ってあげたらいいでしょ?!
 いくつ離れてると思ってるの!!」

と、つい長女を嗜めます。
5歳も離れているんだし、という気持ちと、やはり自分だったら譲るのに・・・という、長女としてこうあって欲しいと願うところがあるんですよね。

でも、2人の年の差も、長女次女の順番も、一生このままなのですから、私の論理で行くと、長女は一生譲り続け、次女はずっと我慢しないで良いことになりますよね。

ケンカして、お互い主張し合ったり、相手の出方を見たりも社会勉強。
ある程度は目を瞑りながら、できるだけ口出ししないように、見守っています。

保育園児 vs 小学生

最近では、長女が小学3年生、次女は年少さんとなり、お互い言葉でのコミュニケーションが取れるようになりました。
家ではひっきりなしにどちらかがしゃべり、壊れたスピーカー状態の我が家は、大変にぎやかです(汗)

お互いがしゃべるということは、互いに主張しあうということ。
特に次女は、第1反抗期と言われる『悪魔の3歳児』
何でも「イヤだイヤだ!!」と言って、反抗してきます。
イラッとしますが、そこで怒ってしまっては逆効果と、一度は抑えてみますが、なにぶん気が短い私、
「いい加減にしなさい!!言うことを聞きなさい!!」
とつい上から目線・・・

最近は、次女のお風呂は長女が一緒に入って面倒をみてくれるのですが、気に入らないとすぐにかんしゃくを起こす次女に、毎日手を焼いているようで・・・
「もう!!いい加減にしなさい!!言うこと聞いてって言ってるでしょ!!」
「イヤだイヤだ!!おねえちゃんなんかだいきらいーー!!」

長女の口調は、まさに私そのもので、大反省。
まさに『人のふり見て我がふり直せ』ですよね。

長女がヒートアップしているのを聞いていると、大人げないなあとか、次女の気をうまくそらすように持っていけばいいのに、と冷静に考えられるのですが、
実際私も、やっていることは、9歳長女と同じレベル。恥ずかしいですね。
むしろ、9歳が頑張って3歳の面倒を見ていることは、立派だと褒めてあげるべきことなんだなと、思い直したことです。

2人目育児は大変だけど

私が2人目育児を始めたのは、上が5歳の時なので、長女が自分でできることも多く、まず自分で立って歩いてくれている時点で、年子や2歳差育児よりも楽をさせてもらったと思います。

ただ、2人目育児は労力で言えば、×2ではなく、2倍よりはるかに大変です。
2人別々の人間が、別々に用事を作ってくれるからです。
2人要ると、今まで無かったケンカなどのトラブルも起こしてくれます。

でも、次女を産んでよかったなと思うのは、長女の成長を感じた時です。
ケンカもしながら、妹を可愛いと思ったり、上手に駆け引きができるようになったり。

家庭に居ながら、人と接する方法を学んでくれているなあと感じます。
「おねえちゃんだいすき!」
と抱き合っている姿を見て、2人だからこその幸せだなあと思うことです。

ABOUTこの記事をかいた人

ひなりんママと申します。 小学3年女子、年少さん女子子育て中、もうすぐ第3子が産まれる気ままな自営業ママです。 仕事や家庭より、地域や学校、保育園などのボランティア活動に追われる毎日です。