赤ちゃんにもしつけ?0歳から?!

「しつけ」と聞くと、2・3歳の幼児期から始めるものだと考えがちですが、自分の子育てを振り返ってみると、しつけは0歳から始まっていたように思います。
0歳児の赤ちゃんにしつけは必要なの?と思われる人も多いと思います。
今回は自分自身の経験もふまえて、0歳の月齢別のしつけについてご紹介していきたいと思います。

0~1か月

この時期には、「しつけ」と難しく考えることなく、赤ちゃんとの触れ合いを心がけるといいと思います。例えば、授乳やおむつ替えの時に、「おっぱい飲もうね」や「おしっこが出たから、おむつを替えようね」と赤ちゃんの目を見て声をかけてあげます。

私の場合、一人目の子の時には、まだおしゃべりできない赤ちゃんに話しかけるのが少し恥ずかしいという気持ちが正直ありましたが、産後入院中に看護師さんや助産師さんが優しく我が子に話しかけてくれていたのを思い出しながら、できるだけ声をかけるようにしていました。

2~4か月

少しずつ昼間起きている時間が増えるこの時期には、生活リズムを意識して声かけをするとよいと思います。朝はカーテンを開けて部屋を明るくして、「おはよう」と声をかけ、天気のいい日には「お散歩に行こうね」と、ベビーカーや抱っこ紐で近所に散歩に出たりしていました。この頃には赤ちゃんが周りの物に興味を示してキョロキョロと見るようになると思うので、「○○があるね」などと声をかけてあげました。

3、4か月頃からは、子育て支援センターや、保育園で行われている子育て支援サークルなどに連れて行くようにしていました。まだ自分でおもちゃを使って遊ぶことはできないかもしれませんが、ガラガラなどを握らせて一緒に遊んだり、抱っこしてほかのお子さんが遊ぶのを一緒に見ていました。
子育て支援センターや保育園のサークルでは育児相談もできるので、自分の育児の悩みも聞いてもらえるし、同じぐらいの年齢の子供を持つお母さん達とおしゃべりをして気分転換をすることもできるので、私はこのころの時期からよく利用していました。

5か月~

離乳食が始まるこの時期からが、いわゆる「しつけ」の本格スタートとなります。離乳食の時間には、きちんと椅子に座らせて(まだお座りができない時期には、膝に抱いて座らせる)、「ごはんを食べようね。いただきますしようね」、「○○(食材名)を食べようね」、「おいしいね」と声をかけて、食べ終わりには「ごちそうさま」を一緒にしてあげるといいと思います。

私自身は、食事のしつけの際、用意した食事を「食べさせる」ことばかりを優先してしまい、子供が椅子にきちんと座っていないときにも後ろから追いかけてスプーンで口に入れて食べさせたりしてしまいました。その結果、食事中じっと座っていることができず、ウロウロと歩き回るようになってしまい、今でも食事の度に「ちゃんと座って食べなさい」と注意する日々です。小さい頃にきちんとしつけていなかったことを本当に後悔しています。(幼稚園ではきちんと座って食べているようですが…)

また、この頃から、おもちゃで遊んだ後に、お片付けをするということを教えていくといいと思います。ここで大事なことは、「おもちゃをナイナイしてね!」と口で言うだけでなく、ママが一緒に片付けてあげるということだと思います。まだまだ1人で上手に片づけられる年齢ではありませんが、赤ちゃんは大人のすることはよく見ていますので、「お片付けをしようね」と声をかけて、いつも一緒に片づけをするようにしていました。これも小さい時期からの積み重ねが大切だと思います。

まとめ

以上、0歳からでもできるしつけについてご紹介してきました。
赤ちゃんとの触れ合いや語りかけは、一見しつけとは無関係に思えるかもしれませんが、この時期からのコミュニケーションで親子の信頼関係をしっかり築くことは、それから後の育児において大変重要になってきますよ。私はそのことをとても実感しています。0歳からのしつけが、幼児期以降の本格的なしつけを始める前の準備とも言えると思います。

ABOUTこの記事をかいた人

小学3年生と幼稚園年少の二人の男の子を育てているアラフォー主婦。ドタバタと目の前で繰り広げられる兄弟喧嘩にため息をつきながらも、子どもたちの元気な成長に感謝しながら過ごす毎日。