私立幼稚園での寄付金はどう対応すれば良いの?!

はじめに

私立幼稚園では、有名幼稚園や伝統のある幼稚園などで「寄付金」と名目のものがあります。寄付金と言われるとあくまでも任意と思いますが、中には1口10,000円で5口以上・・・・などと、園でルールを制限しているケースもあります。せっかくお子さんと努力して受験し、合格したにも関わらず悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、寄付金について解説いたします。私は寄付金を募る幼稚園には関わりませんでしたが、見てきた中での情報も記載します。

寄付金の意味とは?!

そもそも寄付金の意味とはなんなのか?がわかりませんよね。有名幼稚園のある都内でも約4割程度が行っているものです。一般的とは言えないでしょう。
寄付金を集める目的から1口あたりの費用まで園によって様々ですので全て同じ意味として、捕える事はできません。一般的に考える寄付金は、「3年間お世話になる感謝の気持ち」「子供達の環境を少しでも良くして欲しいと言う父母からの願いです。もちろん任意ですので、払わなくてもペナルティを受ける事はありません。
しかし、他の家庭が払っているのに払わないのは若干気になりますよね。
また、受験では幼稚園への思いを語りながら、合格したとたんに寄付もしないのは、少し矛盾しているように感じますよね。

大きく分類すると寄付金は下記のような意味じゃないかと考えています。
・数千円~数万円(入園時):子供達の玩具等施設の拡充費用
・数千円~数万円(毎年) :子供達の消耗品などを購入する費用
・十万円~   (入園時):受験者数の制限(入園熱意の確認)・積立など
・十万円~   (毎年) :学費の補填もしくは積立など

どうしてこのような意味を持っていると考えているか、わかりますか?大きく本来の寄付金の意図(任意)と、園側の意図があっての寄付金との3つに別れると私は考えています。
では、寄付金をどう対応すれば良いのかを経験含め説明します。

寄付金を払わないと幼稚園の対応は変わるの?!

インターネットで検索すると、私立幼稚園での寄付金については、様々な地域の皆さんが、多く質問しています。やはり気になりますよね。
寄付金と言う性質から支払いは強制ではなく「任意」ですので、支払わなくても問題はありません。

幼稚園の対応が変わるの?と言う疑問もあるかと思いますが、本来対応は変わりません。

しかし、幼稚園からの寄付金の依頼のされ方や支払わなかった後はずっと気にかかってしまいますよね。子供が通う幼稚園に後ろめたさや気がかりな事が残れば、せっかく入った園生活が楽しくなくなってしまう恐れもあります。
寄付金は、多いところで8割、少ないところで4割程度の方々が支払っているようです。

次からその3つについて、説明していきます。

数千円~数万円の寄付の意図とは?!


私立幼稚園でも、入学金が比較的安価だったり、これからの運営を考えた積立だったりを意図して、寄付金を募っているのかと思います。
歴史がある幼稚園であれば、記念行事等もありますし、そのような際に利用する事を考えた寄付金制度です。中には、積立てておいて卒業時に返金すると言った園もあります。

子供の施設充実を目的とした寄付金であれば、ある程度納得のいく価格ではないでしょうか?

お受験保育園や付属幼稚園で、寄付金の項目は無くても、「施設充実費」や「施設準備費」など基本料金や給食費などと違った名目で、加算されて居るところはほとんどです。請求項目は私立幼稚園の場合、全て園の運営会社が決定していますから、一概に「同じ」とは言えませんが、目的としては類似していると考えてよいでしょう。

そのため、園としては皆さんに払っていただきたいと考えているのかと思います。

十万円~(入園時のみ)の寄付の意図とは?!

私が経験した幼稚園ですと、お金の利用目的はいずれも変わらず、「施設充実」や「式典」など園の活用に関する目的で利用されますが、金額の設定には園の意図がありました。
一般的にお受験幼稚園や有名幼稚園は、人気が集中します。よって、多くのご家庭が園に憧れ幼稚園受験をされる方は候補に挙がるかと思います。

しかし、園としては憧れで受験して欲しいのではありません。いたずらに倍率が上がったところで、あまり園にはメリットが無く、ちゃんとした審査ができないと言うデメリットが生じます。

その為、あえて高額な寄付や入学金を設定するのも目的の一つであると考えてよいでしょう。

高額な価格を支払っても、「この園に入りたいと言う熱意」と価格を支払える家計状況を見ているのだと思います。憧れで受験をと考えた方は、高額な寄付を負担する熱意が無ければ、他の園を探すと言う考えが園にはあるのかと思います。

また、寄付金においては、税の控除を受けられる事をご存知でしょうか?幼稚園側もそうですが、寄付者も確定申告すると税負担控除を受けられます。
よって、裕福な家庭は寄付金扱いの方が、自身にとっても若干メリットはあるのかと思いますが、入園金が高額な場合は、そのメリットもありません。

その為、入園金が高額な幼稚園は、裕福なだけでも思いだけでもなく、しっかりとした考えと収入を兼ね備えた方を求めているのかと考えられます。

幼稚園の中には月額利用料などを極力減額して、中長期計画で不足すると想定される額を寄付金として募集するといった、努力している縁もあるそうですよ。

十万円~(毎年)の寄付の意図は?!


高額の寄付を毎年求めるのは、とても有名な幼稚園や歴史ある幼稚園ではないでしょうか?各種式典にとても費用をかけたりと園の活動意外での実施している活動が多いのだと思います。
また、先にも述べた税の控除がありますので、裕福な家庭は多く寄付をしてくれるのかもしれません。
利用料や施設料なども高額な名門御三家といったような幼稚園においては、毎年寄付金を募り、寄付をして頂ける方がいらっしゃれば臨時収入と考えている園もあるようです。

参考に大学付属幼稚園の年間収支を見てみても、利用料や国からの補助などといった収入の方が圧倒的に多く、寄付金での収入は数%であるとも言われていますので、寄付金を目論んで園を運営している訳ではないということがよくわかります。

しかし、この園の寄付金制度やルールを決しておかしいと思う事はありません。伝統と品格を維持するには、相応の制度が必要だと思うからです。歴史ある名門校などは、建造物含め一つの伝統ですので、その伝統を守ることは重要な事だとも思います。
アメリカなどは、寄付金の制度を利用して自分の母校を大事にしています。日本の寄付金の25倍もの金額が全米各地で寄付されているようですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか、私立幼稚園の寄付金についてまとめて見ました。
私が今まで見てきた私立幼稚園や調べた幼稚園の情報を元に、私の見解も交えて説明させて頂きましたので、実際には事実と違う園もあるかと思います。
まずは、お友達のお母さん方と寄付金の対応や何口の寄付を行うかなどの相談をされた方が良いと思います。
寄付金を募る園の目的や、高額な寄付金を出すご家庭の目的もそれぞれです。高額な寄付金をされた方を幼稚園の理事などが覚えていて挨拶されるなどのちょっとしたメリットはあるかと思いますが、
園生活や進学においてメリットや優遇されることはありません。
経営者と教育者は異なりますので、先生までは寄付金の額を知っているなんてことはありませんから。
是非とも安心して、無理のない対応をしていただければと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

3歳と5歳の娘を持つ父親です。 子供が欲しいと願い授かり早5年。自分が歩んできた人生を振り返り、わが子には更に素晴らしい人生を歩んで欲しいと思いながら、妻と子育てに奮闘中です。