小学校に入ったと思ったら
やっと小学校に入って、手が離れた!と思って喜んでいたのも束の間。なんだか言うこときかなくなってきた?あれ?そんな言葉、どこで覚えてきたの?生意気な感じがする、などなど、小学生には小学生の悩みがありますね。7歳くらいで反抗期があるって、当時の私は知りませんでした。反抗期ってたくさんあるのですね。疲れます。
うちは、思い起こすと長女も次女も2年生でした。なんだか毎日怒鳴り散らしていたのは…。
子供はきっとよくわかっていない
いろいろな行動、言葉がありますが、子供はきっと具体的にその意味はわかっていない、と思います。なんだかわからないけれど、やりたくない。わからないけど面白いからやる。そういうことが多いと思います。
就学前は、やらなくてはならない宿題もありませんし、比較的自由に遊んでいてよかった子が多いと思います。それがいきなり座ってお勉強ですから、子供たちも大変なんだと思います。決まり事も多いし、やることもたくさんになります。就学前の環境とは、ガラッとかわるのですから、子供も負担が大きいのでしょう。
きっと自由にしたいと思っている(感じている)だけだと思います。その思いが、いろいろな形で現れているのだと、私は娘たちの反抗期が終わってから気がつきました。
根っからの悪い子はいない
子供が三人もいると、いろいろなお友達と接することがあります。いわゆる良い子もいるし、おつきあいたくないなと思う子もいます。でも総じて、根っからの悪い子はいないと感じます。
ある時、いつもは気が強くて手のつけようのない子が、子供携帯を持って大人しくしているので、どうしたのか声をかけたことがあります。ママのお返事を待ってるの。この携帯があれば、ママといつでもお話できるのよ、でもママはお仕事中だから、一段落したらお電話してくれるの。だから待っているの、と。私はとてもショックでした。この子がいろいろやってしまうことの理由が、寂しいからなんだということを理解したからです。
理由はどうあれ、逃げ道を
最近イライラしてるな、落ち込んでいるな、食欲がないな、やたら反抗してくるな、など少しでも変化が見られたら、最近何かあったの?と声をかけてみてはどうでしょう。
子供は自身ではとうてい解決できない問題に直面しているのでしょう。理由が必ずしもはっきりとしないこともあると思います。だから、子供の行動(子供なりに考えた解決方法)を否定せず、そばにいてあげたらよいと思います。
いつでも君のそばにいるよ、君の見方だよ、と感じさせてあげるだけで、子供は安心するでしょう。解決できない問題を、上手に(大人が思うようにうまく)解決できなくても、ママはそばにいてくれる。逃げる場所が必ずあるというのは、不安定な反抗期の子供に、とても重要だと思います。
何かあったの?と問いかけて、別に…と返されてしまったら、何かあってもなくてもママはそばにいること伝えてください。おふざけが止まらないなら、ママも一緒におふざけしてもいいかもしれません。やらなければならないことをしたくないなら、ママも一緒にお休みしてもいいと思います。脱線する、休憩する、時にはそうしてリフレッシュ。いつでも正しく正確に、は、大人だって息苦しいのですから。
反抗期のことを考えるといつも先輩ママの言葉を思い出します。「今、反抗期まっただ中よ!順調に育っているわ!」






