できれば小さなうちから習慣付けておきたいので、口を酸っぱくして伝えています。ただ、あまりにもそれに縛られてしまうと窮屈になってしまうので、その辺の言葉掛けや匙加減が難しいです。
幼稚園児の次男に対しては、まだ理解するのには難しいので自由にさせています。でも、お兄ちゃんが宿題やワークをしていると、僕もやりたい!僕も一緒にオベンキョウしたい!となり、一緒に紙を広げて勉強しているつもりになっているのは、微笑ましい姿です。
音読の宿題では、文字の読めない次男は、お兄ちゃんが読んでいる文章を聞いているだけで覚えてしまいました。こういう風に次男は楽しく学んでいるので、好きにやらせています。
努力する大切さ
長男は少し運動が苦手という意識があるのと、疲れることが好きではないのか、縄跳びやかけっこが得意ではありませんでした。幼稚園の時はあまり無理強いするような環境ではなかったので、のらりくらりとかわして来られたのですが、小学校に入るともはや逃げている状況ではなく、やらなければならない種目になってしまいました。
そして否応なし成績の評価に繋がります。私自身が音楽を学んでいる時は、演奏できない難しい部分をそのままにしておく事はとんでもないことであり、「出来るようにして当たり前」だったので、長男の出来ないままにしておいても平気な気持ちがどうしても理解できず、出来るようになるまで練習させることにしました。
「もしかしたら沢山練習すれば、今日は出来なかったことが、明日は出来るようになれるかもしれない。やってみないと分からないよ。最初から諦めて逃げていたら、出来るかもしれないことがずっとこの先も出来ないままだよ。練習をがんばってみよう!」と話し、ひたすら縄跳びの練習をさせました。最初は数回しか跳べなかったのが、日々練習を重ねているとコツを掴んだのか、ある日を境にぐんと上達することができました。上手に跳べるようになったんだ!という自信に繋がった瞬間の長男の表情は、パッと明るくなり目が輝きました。
達成感を味わった時の表情は、モノクロの世界からカラーの世界に移動したように感じ取れました。そして「諦めずに努力すること」の大切さを学んだ瞬間でもあり、その先には「達成感と喜びと自信」があるということも分かった大きな意味のある瞬間でした。
息子たちには、夢を見つけて追いかけていく道中には、楽しさや喜びだけではなく、いつかきっと大変な困難や状況に陥る時もあるので、そんな時には逃げて諦めて止めることをせずに、辛くても努力してもがいて乗り越えて欲しいと思います。
そうすればきっと道が開ける時が来るということを学んで知っておいてもらいたいと思います。
努力し続ける大切さは、自分自身を高めて成長させていくだけではなく、諦めない強い精神力や、自分を信じる気持ちにも繋がります。
また、努力を続け、出来るようになった時の達成感は自信にも繋がります。何もせずに諦めるのは簡単なことです。でも諦めた瞬間に、出来るかもしれない可能性をも摘み取られてしまいます。
この努力する大切さは、全て自分自身に返ってくる財産であると私は思います。簡単に諦めるような人には決してなって欲しくないと思っています。
息子たちの将来のために
私の子育てで大切にしていることは、息子たちが将来こういう大人になってもらいたい、という願いが込められた思いが軸になっています。私の思いを伝えていくだけでは、ただの押し付けになってしまうので、息子たちの性格や気持ちと相談しながら一緒に進んで行くことが出来れば良いと思っています。
まだまだ小さな息子たちなので、これから沢山の可能性があって、夢をみる楽しさを体験できるのが羨ましいです。どんな夢を持って追いかけていくのかな、想像すると、息子たちの将来が楽しみです。私の両親がそうしてきてくれたように、息子たちの夢の支えとなって行かれようにしたいと思っています。
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