幼児期のしつけに役立つ本は?

誰もが共感できるシンプルな言葉で、「子育ての不安を解消する魔法の言葉が書かれています。親として、子供が生まれる前や生まれてからの子育て中に読むことで、自分の子育てを振り返り、反省とこれからの子供との向き合い方を修正してくれる本です。

参考になるしつけ本ランキング(4位~6位)

4、子どもの心のコーチング  (PHP文庫) 菅原 裕子

(アマゾン売れ筋ランキング 47位)

これも幼児教室でも薦められた本の一つです。
「親は子どもをサポートし、才能を花開かせるコーチ」「子どもに教えたい、愛すること責任、人の役に立つ喜び」「幸せ気分でするしつけ」「あなたの『きき耳』チェック」など、親がコーチとしてのあり方を学び、親自身が成長することによって、子どもの「生きる力」も育まれていく。

この本に出てくる文面ですが、子供に世話をやく、いろんなことを教えすぎるのではなく、子供の力を引き出すサポートをする事を教えてくれる本です。
人材開発・能力開発の実践で携わられた方の著書ですので、説得力のある本だと思います。

子どもの将来を思うのなら、自分で考える力、周りの人とうまくやっていける本物の「生きる力」を身につけさせるのが親の務めだと教えてくれます。

5、子どもの脳を伸ばす「しつけ」(大和書房) ダニエル・J・シーゲル

(アマゾン売れ筋ランキング 55位)

これは、今までご紹介した本とちょっと系統が変わり、脳科学と心理学を応用した精神療法を実践してきた著書が脳と心を成長させる「しつけ」を教えてくれます。親の子育てに対する心構えの本とは異なり、子育てする中での親の具体的な接し方や言葉の掛け方、アプローチの仕方を教えてくれます。

効果的な「しつけ」の第1歩は、子どもとつながること。と書いてありますが、そのとおりだと思います。
子どもに関心を向けて、気持ちを尊重し耳を傾け、がんばりを評価し、いつも味方であることが重要で、つながりを持った親子関係をつくる事、そして「親の接し方やことばで子どもの脳は変わる」と言う事を教えてくれます。
具体的にかかれているので、とても参考になると思いますよ。

6、子供が賢くなる75の方法(幼児教育実践研究所)久野泰可

(アマゾン売れ筋ランキング 圏外)

これは2014年発売の幼児の学習方法についての本です。
読み・書き・計算など、大人がいざ勉強を教えようと思うと机に向かって、教材のペーパー問題やそろばんを使った計算など、どうしても詰め込み式の学習となり、子供にとって楽しいか?と考えるとちょっと違いますよね。
机に向かう前に日常生活を通して同様に教える事はできると、名門幼児教室「こぐま会」の代表が言っているのは説得力があると思いませんか?

  • 食事の支度を手伝いながら「数」を学ぶ
  • 飲みかけのジュースから「量」を学ぶ
  • お話しを作りながら「言語」を学ぶ

など、日常生活で楽しく勉強をする、ちょっとずつ分かることが増えることの楽しさを覚えさせることから始める方法が書かれています。是非、お子さんの教育・学習に役立ててみてください。

しつけ本は参考書と考えるのがちょうどいい


いかがでしたか?私も参考にした「しつけ本」についてご紹介しました。
幼児期の子供は、親や環境に影響されて過ごし成長しています。親のしつけ・教育が重要な時期であるとも言えるので、親の私達は子供と接する心構えや方法を予め準備しておく事が重要です。

毎回記載していますが、子育てには正解はありません。
正解がない分、親は子育てに悩み・考える事が多くなってしまいます。悩みながら子育てをしてしまうと余裕がないので、子供の言動でイラッとしたときに、つい怒ってしまったり、しつけと思いつつ口うるさくなってしまう事はよくあります。
そんな自分を反省する時に、今回ご紹介した本を読んでみてください。

少しは悩みを解決してくれる本だと思いますし、明日からの子育ての参考となると思います。
今回ご紹介した本にも正解はありません。親も子供も人間なので、人それぞれですので全てが同じ結果を生むわけでは無いのです。なので、あくまでも参考書として読んでくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

3歳と5歳の娘を持つ父親です。 子供が欲しいと願い授かり早5年。自分が歩んできた人生を振り返り、わが子には更に素晴らしい人生を歩んで欲しいと思いながら、妻と子育てに奮闘中です。