難しいお年頃、8歳の女の子の子育て

長女が今年3年生、9歳になりました。
先日、期末懇談会があったのですが、先生に
「長女ちゃんはしっかりしてきましたよ」
と言われてびっくりしました。

1学期は『机の整頓ができる』という欄が『がんばろう』の評価だったのですが、最近はきちんと片付いていると言うのです。

そういえば、自宅の学習机の上も、ちょっと前までは常に山積みだったのが、最近では
「片付けて」
と言うと、数分できれいになるレベルになってきています。
まだまだ幼いところもありますが、9歳になってだいぶ落ち着いたなあ、と思うところです。

1年生は宇宙人

私には、小学校教諭をしている幼馴染が居ますが、印象的だった一言が
「1年生は宇宙人だからね」
でした。

確かに保育園を出たばかりだけれど、そんなにひどくは無いだろう、と苦笑しましたが、娘が1年生になって、初めてその意味が分かりました。

1年生になってまず変わるのが、自分1人で行動するようになります。
保育園などに通っていた今までは、大人が送り迎えをしなければなりませんでしたが、小学校には子どもだけで通います。

保護者は当然、まっすぐ学校に行き、帰ってくると思っていますが、それは大人の常識であり、実際はそうではありません。
聞いた話ですが、学校から
「お子さんが学校に来ていません」
と連絡があり、慌てて探し回ったら、家の近くのどぶで遊んでいた新1年生もいたとか。
何時までに学校に行く、という概念がそもそもないのですから、仕方ないかもしれませんね。

うちの長女も、1年生の4月に、夕方6時半を超えても帰って来ず、行き先もさっぱり分からないので、学校と相談し、警察に捜索願を出す羽目になったことがありました。
結局、遠くの友達の家についていってしまい、長居をした挙句、1人で帰れず友達が送ってくれるまで待っていたという始末でしたが。

そんな娘も、だんだんと『門限は何時まで』『行き先を言って出かける』などのルールを1年間かけてゆっくり身につけ、2年生になる頃にはほとんど心配なくなっていました。

自我が出てきた2年生


宇宙人を卒業してくれたのは良かったのですが、2年生頃になると、自我が出てくるのでしょうか?素直に言うことを聞いてくれなくなってきました。
もともと頑固なところがある長女ですが、『イヤ』を貫き通すようになっていました。

一番困ったのは、学校の宿題である『本読み』。
1年生から『本読み』はありましたが、2年生がこの課題が一番多いようで、国語の本の音読の他、足し算引き算の表だったり、掛け算の音読まで付いてきます。

量が多く、聞くほうも大変なほどですから、イヤになるのも分かりますが、宿題ですからやらなくて良いとは言えません。
夕食を作りながら
「本読みはしないの?」
「いつになったらするの!!」
と、何度も呼びかけ、良いときで不機嫌な顔でぶつぶつ本読み。悪いときはふてくされたり、テレビに夢中になってしまったりしてタイムアウト。

体力がない子なので、疲れが出てくる週半ば~後半はさらにご機嫌斜めです。
泣いて抵抗してコタツに突っ伏したまま眠ってしまったりもして、本読みをしない日が、週に1~2度はありました。

2年生の担任の先生は、我慢強く見守ってくれるタイプの先生だったので、怒られないのをいいことに、2年生の終わりまでそんなことが続きました。

褒めて育てる

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ひなりんママと申します。 小学3年女子、年少さん女子子育て中、もうすぐ第3子が産まれる気ままな自営業ママです。 仕事や家庭より、地域や学校、保育園などのボランティア活動に追われる毎日です。