最近のママは、ファッション、髪形、メイクなどとってもおしゃれですよね。マタニティ服、授乳服なども、機能的かつおしゃれなものがたくさん出てきています。
ママになっても、おしゃれ心を忘れない、というのは、ママ自身にも大事なことですし、パパにとっても子どもにとっても嬉しいことではないでしょうか?
そんな中で、賛否が分かれるのが、ネイルについてだと思います。
妊娠前にネイルが大好きだった人も、赤ちゃんへの影響を考えてお休みしたり、産後も赤ちゃんのお世話のため、一定期間遠慮している人も多いようです。
ママになってもネイルを楽しむには、何をどう気をつければいいのでしょうか?
妊娠中のネイル
妊娠が分かると、ネイルをお休みするママが多いようです。
つわりなどで、マニキュアや除光液の強いにおいがダメになる人もいます。
また、マニキュアにはいろいろな有機溶剤が使用されています。有害とされているものはもちろん使われていませんが、特に妊娠初期には、赤ちゃんの臓器や脳神経などが作られる大事な時期です。
有機溶剤は、大量に体に入らなければ、胎児の成長に影響することはないと言われますが、それでもママとしては、体に入るものには敏感になりますよね。
また、病院からマニキュアの使用を禁止される場合もあります。
検診や産後入院などでは、医師や看護師は顔色や爪の色で、体調を看る場合があります。また、帝王切開や具合が悪くなった時などに、爪のところに機械をつける場合があるそうで、その際ネイルをしていると、正確に測定できなかったりするそうです。
お産が近づくと、ネイルを落とすように病院から言われることが多いようです。
産後のネイル再開時期は?
妊娠中に我慢したから、産後はすぐにでも!と思っても、そうはいかないのがママ。
ネイルをしていると、爪が長めだったり、ストーンなどの飾りが付いていたりして、デリケートな赤ちゃんの肌を傷つけてしまう恐れがあり、赤ちゃんのために遠慮するママがほとんどのようです。
授乳などの際、赤ちゃんはママの指を舐めたりもしますので、マニキュアの成分が体に入る心配もあります。
また、ネイルをするには、赤ちゃんから離れ、左右全部の指に塗って、乾かしてと、かなりの時間がかかります。
お店でやってもらうにしても、2時間くらいは軽くかかりますので、赤ちゃんが小さいうちはなかなか難しいようです。
産後のネイル再開は、平均して赤ちゃんが1歳前後の頃のようです。
パパも育児に慣れてきて、2~3時間くらい面倒をみてもらえるようになってから解禁、というママが多いみたいですね。
ママのネイル、気をつけることは?
赤ちゃんのお世話も少し楽になって、さあネイル再開!となっても、やはり妊娠前と同じようにはいきませんよね。
まだまだ授乳やオムツ替えなどのお世話や、離乳食作りもあるので、お世話や家事の邪魔にならない方法を取らないといけなくなります。
ネイルをするときは、綺麗に見えるように、爪は指先から1~3mm出るくらいが理想だそうです。
ただ、子育て中のママは、赤ちゃんを傷つけないよう、短めの爪でネイルを楽しむ傾向にあるようです。
長い爪は赤ちゃんのお世話に危ない他、お料理などすることを考えても、邪魔になったり、爪の間に汚れが入りがちだったりするので、衛生的ではありません。
最近では、ショートネイルと呼ばれる新スタイルもあります。短い爪を生かしたデザイン、可愛さで、育児中ママや、仕事柄爪を伸ばせない人にも人気なのだそうです。
長い爪でなければ、爪の間までしっかりと手を洗ったり、衛生面や安全に気をつけることで、十分おしゃれなネイルを楽しめますね。
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