幼いからこそ難しく楽しい7歳の子育て

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大きな環境の変化「入学」

急に求められる成長に親も子も躊躇

幼稚園や保育所の入園に続き、産まれてから二つ目の大きな環境の変化。それが「小学校への入学」ですよね。
幼稚園や保育所に入園するまでは一日中ママと過ごすお子さんがほとんどだと思いますが、入園後は一日の半分、またはそれ以上の時間を先生やお友達と過ごす事になります。
ですが、幼稚園や保育所に通っているうちは先生がべったり子供達について一日を過ごしてくれていますし、困っている顔をしているとすぐに手を差し伸べてくれます。そしてその頃は、子供もまだ物事をそんなに深く考えずに思った事・感じた事をありのまま口にし、何かあればすぐに先生を頼りますので、一時的に落ち込んだりする事があったとしてもすぐにケロッとして次の瞬間には笑っていたりします。
ところが小学校に入学するとそれまでの様に先生がつきっきりで見ていてくれるわけではありませんので、突然「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」にならざるを得なくなってしまい躊躇してしまうお子さんも少なくはないと思います。

私はどちらかと言うと放任主義で、ちょっとやそっとの事では先生に何かを言ったりしませんし、子供の事を事細かく観察しているタイプの人間ではありません。
ですが、入学後は娘だけではなく、いや、娘以上に環境の変化を敏感に感じて戸惑ってしまったように思います。

心弾ませて小学校へ

うちの娘は保育所に通っていたのですが、入学するまでは誰にでもある様なお友達同士のちょっとしたイザコザは多少あったものの、問題になる程大きな事でもありませんでしたし、例え何かあって「保育所に行きたくない」と言ったとしても翌日には「昨日の事はなんだったの?」と思いたくなる程ケロッとして登所していましたので、親としてもそう気にする事もなく登所させる事が出来ていました。
そしてその時はまだ、小学校入学に際しても私は「まだ一年生だし保育所の延長みたいな物だ」と気楽な気持ちでいましたし、娘自身は仲良しのお友達と離れ離れになってしまう寂しさよりも新しいお友達が出来る事、新しい環境に代わる事に胸をはずませていました。

いざ入学してみると

入学後も娘は毎日胸を弾ませ「お勉強も楽しいし、学校凄く楽しいよ」と言っていましたが、日々の学校生活の話を娘から聞いていた私は、少しずつ「今までとは違う周りの環境」と「娘とお友達の気持ちの変化」に悩むようになっていました。

親の私から見ても温厚でお人好しの娘がすぐに仲良くなったのは、とても活発で物事に驚くほど動じない子でした。最初は娘にはない所を沢山持っていて良い影響を与えてくれる子だと思っていましたし、何より娘自身がその子の事が好きで仲良しだと言うので、仲良しのお友達が出来て良かったと微笑ましく思っていました。

ところが入学して一か月もすると、娘が色々な事を言う様になってきました。
「Aちゃんは、他にお友達がいる時は私を仲間外れにする。でも一人ぼっちになると私が他の子と遊んでいても私の所に来るから入れてあげるの。」
「Aちゃんが学校の帰りによそのお家のイチゴを取ろうとするから『ダメだよ』と言っても無視するの。もう一回『ダメだよ』と言うと「うるさいなぁ」言って無視して先に走って帰ってしまったの。何でなんだろう?」「今日お友達の名札がビリビリに破って捨てられた。」「○○ちゃんの筆箱がなくなった。」「作品の名前の所にピンを刺されて嫌だった」等信じられない事を言うのです。
その他にも、クラスの子が「お前の事を好きなやつは3人しかいない」と言ってみたり、髪の毛のゴムを放り投げられて「やめて」と言っても笑ってやめてくれなかったり。

それを聞いた私は「子供のやる事だし、悪気はないのだろうな。それに、もしかしたらうちの子が気づいていないだけで、知らず知らずの内に娘が他の子に何か嫌な思いをさせてしまって、それが原因で色々な事をされてしまったのかもしれない。一方的に自分の子供の話だけを鵜呑みにしてしまうのは良くない事だ。」と思い少し様子を見ようと思っていました。そしてそれと同時に娘にも「○○がもしかしたらAちゃんに嫌な事しちゃったんじゃないの?」と聞いてもみましたが「してない!」の一点張り。
そして曲がったことが嫌いな娘がAちゃんに対して「それダメだよ」と注意ばかりしている姿が目に浮かんだので「Aちゃんはもしかしたら悪い事だと分かっているのかもしれないよ。だからあなたにダメダメ言われるときっと面倒臭くなっちゃうのだと思うよ。悪い事は悪いと教えてあげられる事は素敵な事だけど、あまりしつこく言わない方が良いと思うよ。何度も言えば言う程あなたの事が鬱陶しく感じるのかもしれないよ。」と、少し矛盾した話だと感じながらも、娘に自分を守る手段を教え、少し距離を置ける様に誘導してみました。でもその時はそれ以上どうする事も出来ずにいました。

子供のストレスが蕁麻疹に。その時私は…


そうこうしている内に、娘の体に異変が起こり始めました。蕁麻疹です。
最初は疲れや体調不良から来ていると思っていたのですが、一週間たっても二週間たってもなかなか治る気配はなく、さすがの私も「おかしいなぁ」と思い始めました。
ですが学校での生活は娘から話を聞く事は出来ても実際には目に見えませんし、事実は本人しか分からないので、初めて学校の先生に相談し、かかりつけ医に相談もしました。
原因はやはり本人が気づいていない所でのストレスの様でした。

学校の先生は私が言うまでもなくある程度状況は分かっていた様でしたが、こうなってしまったのには娘にも何か原因があるのではないかと聞いてみると「娘さんには何の問題もないのです。娘さんは優しいからその子たちは娘さんになら何をしても許されると思っているところがあるみたいなのです。だから他の先生とも連携を取って様子を見ているところです。」と言うので、学校に口を挟んでうるさい親にはなりたくないと思っていた私ですが「先生、うちはお兄ちゃんもいますが一年生のうちからこんな事は今までなかったです。正直言って一年生にしては陰湿で、高学年になってからの事を考えると凄く怖いです。特に女の子は男の子と違ってグループを作りますよね。心は深く傷つくとなかなか取り戻す事は出来ません。先生に言いたくても以前先生に言った時にお友達に「チクリだ」と言われてしまった様で、それが嫌で先生には言えなくなってしまっている様ですし、一体どうしたら良いのでしょうか。うちはもしも子供が学校に行きたくないと言い出したら無理やり授業を受けさせようとは思っていません。心が壊れてしまっては取り返しがつきませんから。」と言う言葉が自然と私の口から出て来ていました。この時「自分がどう思われようと、自分の子供は自分しか守れない。」と強く感じている自分がいました。

まだ1年生なのに嫌がらせされても先生には言えない!?

そんな私の心配をよそに、娘は嫌がる事なく学校に通ってはいました。
しかしある時から帰宅後、学校で誰と遊んでどのように過ごしたのか聞くと「図書室に行っていた」「一人で帰って来た」と言う事が増えて来たのです。
聞くと「Aちゃん達と私は遊びたいけど、Aちゃん達は私の事が嫌いだと言うBちゃんといつも遊んでいるから嫌なの。」との事。「でも、入れてって言ってみたら?もしかしたら仲良く遊べるかもしれないよ?」と言うと「それは嫌だ。だってBちゃんはすぐに『アホ』とか『バカ』とか言うし『ぶっ殺したろうか』って言ったり、嫌な事をされて『やめて』と言うと机の上に乗られたり、唾を吐かれたりするから遊びたくない」との事でした。
その言葉に驚いた私はさすがに「それ先生に言ったの?」と聞くと「言ってない」と言うので、そこまでやられてなぜ言わないのか聞くと、言おうとすると「マズイ」と思ったその子は先回りして先生の所に行きうちの子がしてもいない事を「○○があんなことした」と嘘をついたりするし、また「チクリだ」と言われたりするのが嫌だから先生には言えないとの事でした。

ABOUTこの記事をかいた人

1975年生まれ(41歳)の「10歳の男の子」と「7歳の女の子」のママです。 「死産」「流産」と辛い経験を乗り越え、日々悩み、笑い、周りの協力を得ながら楽しく育児しています。 ワーキングママを経験し、現在は専業主婦をしながら子供と一緒に成長中です。