小学校入学後最初の壁!7歳の男の子に必要なしつけとは?

それは、低学年の頃に元気に挨拶をしてくれていた子たちなのです。

挨拶が会釈だったりとまだ恥ずかしさが残る子もいますが、今まで成長を見守ってきた身としてとても嬉しくなりました。

その後、その子たちのママたちとお話しする機会があったので伺ってみました。

「どうしたら大きくなっても挨拶のできる子になりますか?」

すると皆さん、幼児期からずっと伝え続けてきたと答えました。
照れ臭くなり言いたがらない時期も、変わらず家庭で伝え続けたそうです。
そして何よりもママたちが普段の生活の中でお手本を見せてきたそうです。

小学生になると親の目が届かないところで過ごすことが多くなります。
親以外の大人と関わることも増えるでしょう。

物騒な時代、自然と助け合える関係を作るには挨拶が必要不可欠だと感じています。

わが家の長男は第一子ということもあり、とても過保護になってしまいがちでした。
しかしずっとそのままではいけないと思い、勇気を出して外で子どもたちだけで何かをする機会を作るようにしました。
帰りを待つ時間はとても長く感じられました。
心配で仕方なかったのです。

そんな時、周りの大人たちに大変助けられたことをよく覚えています。

普段挨拶をしていたことで、近所の方たちに顔を覚えてもらっていたのです。
困っている時に声をかけてくださったり、外での様子を教えてくださったり。
地域の方たちに見守られて、安心して外で遊ばせられるようになりました。

挨拶は今だけでなくこの先の生活にも繋がっていきます。
この時期にしっかり挨拶を身につけておくことで、社会で生きていく土台が作られるように感じました。

このことから、まず挨拶がしっかりできるようしつけをすることをおすすめします。
難しく考えなくてもいいのです。
ママやパパが日々笑顔で挨拶することが、自然と子どものしつけにつながりますよ。

男の子にはしっかり交通ルールを覚えさせよう


行動範囲が広がる小学生になったばかりの時期、交通ルールを理解していなければ思わぬ大事故につながります。
特に男の子は女の子に比べると遊び方も豪快で、常に危険が付きまとっています。

わが家の長男も友だちと一緒に遊ぶと、夢中になって周りが見えなくなることが多くありました。
そのため調子に乗ってよく見ず横断歩道を渡ったり、自転車の危険走行をすることがあったりと、毎日不安で仕方ありませんでした。

以前は自転車講習をしているところをよく見かけましたが、最近は高学年限定だったりと参加する機会が減っているのが現状です。
そのため交通ルールを教えるということはこの時期の子どもにとって大切なしつけだと感じています。

また、小さな事故でも必ず警察に連絡することを教えておくことも大切です。
事故に驚いて、大怪我でないことから「大丈夫」と言ってしまうことがこの頃の子どもには多いのです。
後々トラブルにならないためにも、万が一の事故の対応を教えておいてあげましょう。

逆に自分が自転車で加害者側になった場合も同じです。

小さな事故でも必ず親の耳に入るよう、各家庭でルールを決めておくといいですね。

まとめ

①まずは挨拶ができるようにすること
②言葉遣いに気を付けるよう家庭で声掛けをすること
③交通ルールを守らせること

子どもが小学生になると今までとはしつけの仕方も変わって悩む方は多くいらっしゃいます。

最初からあれもこれもと焦る必要はないのです。

特に男の子の場合はお子さんのタイプに合わせて、まずは危険を回避したり社会で円滑に生活するためのしつけをしていくことが大切です。
そうしているうちに「次は〇〇を伝えないと!」など、その時のわが子に必要なものが見えてくると思いますよ。

幼児期と違うしつけの仕方に悩むことは多くあるかと思いますが、男の子の良さを伸ばしながら楽しく子育てをしていってくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

京都在住。0歳から10歳までの歳の差三きょうだいを育てるフリーライター。長男は発達障害。一風変わった子育て経験を活かし、頑張るママたちのお役に立てるような記事を書いています。