4歳の女の子はお姫様?わがままと向き合う子育て。

あ~!もう!

この靴下は嫌なの!自分で選びたかったの!
ご飯じゃなくてパンがいいの!
朝の忙しい時間に始まるこんなお姫様のわがまま。
じゃあ食べなくていい!!!と逆に感情を爆発させてしまうお母さま方も多いのでは?
お弁当を作りながら朝ごはんを準備し、下の子のお世話をしている超忙しいお母さんのイライラスイッチをポチッと押してしまうこのわがまま。
スーパーでお買い物をする時だってこのわがままが出てきたらさあ大変!
買い物も進まず、周りにはじろじろと見られる中、大きな声で泣かれたらほとほと疲れますよね。
2歳児のイヤイヤ期とはまた少し違い、口も達者になり、力も強くなり、ある程度のことが理解できる4歳。理解できるはずなのに、反抗的な態度をとりはじめ、納得してくれない。今まで見たこともないような目つきで睨みつけてきたり、ふん!といって言う事を無視したり。
この間まで「ママ、だいしゅき。」と可愛らしい声で言っていた我が子の口から「ママなんか嫌い!」とストレートパンチをくらった時には、私もなんだか切ない気持ちになっていました。一生懸命子育てをしているはずなのになぜ?と悲しくなりますよね。
私はパートをしながら4歳の長女は幼稚園へ、下の子は2歳の男の子で保育園に送り出していました。夫は子供が起きる前に出勤することも多く、子供たちが起きてから幼稚園や保育園に送り出すまでの準備をほとんど私が一人でしていました。4歳ともなると、食事や着替え、洗面は自分でできるようになってくると思いますが、下の子に手がかかる分、お姉ちゃんである長女に対しては、一人で身支度はできるだろうという親の期待値が勝手に上がってしまいます。しかし、起きてくるなり早く起きていた弟にむかって、「私が先に早く起きたかったのに~!」と謎の対抗心を燃やし、「この髪の結びは嫌だ!」などと、次々に出てくるわがままや女の子ならではのこだわり。あ~!もう!こうしたかったのに~!と始まると、私も、あ~!もう!とよくイライラしていました。

わがまま?自我?

4歳といえば、男の子にしても女の子にしても自我が育つ時期だとよく周りの先輩ママから聞いていました。
長女のわがままに疲れていた私は、このわがままを自我が育つ時期だからしょうがないと割り切れず、悶々とした日々を送っていました。
仕事や育児のストレスもあって、私は、長女がいつものごとくわがままを言って泣きわめく中、怒りが沸き上がってきて「もういい加減にして!ママはわがままばっかり言う人は大嫌い!」と強い口調で言ってしまいました。その時の長女の悲しそうな表情、今でも忘れません。親として最低だ・・・と私自身もかなり落ち込みました。もちろんそんな怒り方をしてママと娘の関係がうまくいくことはないとわかっていても、ママだって人間です。忙しい日々の中でそのわがままをいつも冷静に受け止めることがなかなかできない!時間が経てば、先ほどの大ゲンカはどこへ?と思うこともよくありましたが、親からひどいことを言われた子供が受ける心の傷は少なからずその子の性格形成に影響すると思います。
感情的になってつい言ってしまうということ、どのお母さん方にもあると思います。私には、つい言ってしまった、なぜあんなに感情的になってしまったのだろうと反省したことは数知れず、寝ているわが子にごめんね、と泣きながら言ったこともあります。
結局私がしていたことは、長女が私に主張してきたことを親の都合や機嫌でねじ伏せていただけでした。
理解してほしい親心と、4歳頃から芽生える反抗心。この二つがぶつかる時、私たちママはもうお手上げ!と言いたくなる程、心身共に疲れてしまいます。私は長女に対して怒ってばかりで、笑顔で接することができなくなり、子育てに対する自信をどんどん失っていきました。長女もとてもストレスを感じていたと思います。

どうしたいの?

そんな日々にオサラバするべく、私はまず長女との時間を作り、長女の話は目を見てよく聞こうと考えました。
例えば、我が家の場合は下の子のお世話をパパにできるだけまかせて、長女と2人でゆっくりお風呂に入りながらその日あった出来事をお互いに発表し合ったり、寝かしつけの時も、長女とたくさんハグして耳元で「〇〇ちゃん、大好き。」とささやいたり、まるで恋人たちのように(笑)できる限り長女優先で接していきました。
その効果は絶大で、長女の笑顔はどんどん増えていきました。
思い返せば、下の子が生まれてから、長女にお姉ちゃんらしさを勝手に求めてしまい、寂しい思いをさせてしまっていました。長女は私をわざと困らせることで振り向いてほしかったのかもしれません。長女にとっては、ただのわがままではなく、私たち親への不満や寂しさを表す方法の一つなのです。
しかしながら、子供なのでもちろんいつも調子がいいわけでもなく、わがままを言って泣き出した時には、まず一言目に「〇〇ちゃんはどうしたいの?」と聞くようにしました。お店や外出先だと泣くのを放っておいたりするのはなかなかできませんが、家であれば泣くのが少し弱まったタイミングで聞いたりしました。自分でうまく言葉にできないような時は「こうしたかったの?」と聞いてあげました。子供が自分の口で説明できたら、後は「そっか。ママは〇〇ちゃんの気持ちがよくわかった。ちゃんとわかっているよ。」でいいと思います。すると子供も徐々に気持ちが落ち着いていきます。もちろんこの一言で片付かないこともあると思いますが、ケースバイケースでこれは親として譲れないという場面(危険な事をした時や、本当に単なるわがままを言っている時)では、気持ちを聞いた後で「けどそれは約束だからダメ。」とか「いけないことだからダメ。」ときっぱり伝えていきました。その後にまたワーッと泣き出しても、ママはあなたの気持ちはわかっているよと伝えているだけでだらだらと泣き続けることは減っていきました。そのうちにいきなりケロッとふざけだしたり、違う遊びをしだしたりして、長女自身が自分で感情をコントロールしていくことができるようになったように感じました。

成長の証


わがままと一括りにするのではなく、子供たちのこうしたかったの!という主張は立派な意見です。私たちも日々の生活の中で、これはこんな風にしてみたらどうだろう?とか、これは気になる!と気持ちがワクワクしたりしますよね?大人と同じように4歳の女の子たちも毎日いろいろなことに目を輝かせ、好奇心でいっぱいなのです。
やってみたい!けれどうまくできない!これの繰り返しかもしれません。見ていてもどかしいかもしれませんが、そこはぐっと我慢をして手伝いが必要であればそっと手を差し伸べる。その手伝いさえも「しなくていい!」と言われるかもしれませんが、その時は尊重してあげる。自分で考え、選択をし、行動しようとしている。とてもすごい成長だなと気づきました。
私自身、仕事や育児に追われ、長女がワーッと泣き出したりすると面倒くさいな~、また始まった!ととらえすぎて、肝心な長女自身の意見を聞いてあげることができていませんでした。女の子はママたちをよく見ているし、おしゃべりもどんどん上達していきます。男の子に比べると少し大人びていますから、女の子のママたちは先回りして物事を考えることも多いと思います。大人からすれば何でそうなる?と思うようなわがままも、一人の人間の立派な意見、主張だと考えて聞いてあげて下さい。場合によってはそっとしてあげたり突き放したりとママたちも大変だとは思いますが、この大変な時期を過ぎれば、またひとまわり成長したしっかり者のお姉さんへと変身してくれるはずです。
わがままなお姫様からお姉さんへと成長していく過程を、できるだけイライラせず、逆に楽しめるようにするには、ママ自身の心に余裕がないと共倒れしてしまいます。とんでもなくストレスフルになる日も時にはあるでしょうから、そんな時は子供と距離を置いたり、パパや周りの人に協力してもらって好きなことをしましょう!
わが家の長女は今5歳になり、とても気が利く優しいお姉さんへと成長してくれました。
今、わがままに振り回されて疲れきっているママにがんばって!とは言いません。だって、もう十分にがんばっているから。わが子だからこそ悩むし、苦しい壁にぶつかる。何とかしたい!と悩むことも子供に対する愛情の一部だと思います。
私もたくさん悩み試行錯誤しましたが、一年過ぎるごとに、親としての視野が広がっている気がしますし、ドンと構えることができるようになりました。そして何より、私たち親も子供から成長させてもらっていることに気づかされました。

ABOUTこの記事をかいた人

宮崎在住の27歳。5歳の女の子と3歳の男の子を育てるパート主婦。
日本の日向、宮崎でマイペースに生活していますが、子育てや世の中について日々思うことを、私なりの言葉で発信させてください。
読者の方が読んだ後に、「明日も頑張ろう!」と思えるような記事を目指してがんばります♡