子供がいじめられていると知ったら、親としてしなくてはいけないことは当然それを解決して子供を守ることでしょう。いじめを解決するために我が子をいじめから守るために親ができること、それはそのすべてを記録してそれを学校へ相談することです。
いじめに関わることは記録をしておくこと
まず、いつ誰に何を言われたのか、されたのか、を聞いたら記録します。ノートなど書き出しましょう。また、いつ頃から始まったのかもわかれば記録しておきます。
いじめの話しが特に出ていない普段から、子供の様子が少しでもおかしいなと思うことがあったら、その時にメモをしておくことも良いでしょう。思い過ごしなら良いんです。ちょっと仲の良いお友達と言い争いをしただけでも子供は落ち込むものです。そういう様子も普段からよく見てあげていると、もしいじめにあっていてもすぐに気づいてあげやすいです。
様子をみて変わりがなければ学校へ相談を
いじめにあっているという話を聞いても慌てないで、まずはしばらく様子をみてみましょう。ちょっとした喧嘩で、いつの間にかおさまっていることもあります。子供同士で話しをしたりお互いに謝ったりして自分たちで解決することもあるでしょう。案外ちゃんと話をしてみたら誤解が解けて、何だったんだろう?ってくらい仲良く遊んでいるかもしれません。
しばらく様子をみてそれでもおさまるようでなければ、まずは担任の先生に相談しましょう。その時の先生の対応や言動はメモなどして記録しておきましょう。いじめを認めるとかではなくて、気になるので相談をしますという形で穏やかに話した方が良いですね。
その後、しばらくは先生にお任せします。もちろんその間にも連絡や対応などがあればメモしておきましょう。
担任の先生に相談しても変わりがなければ更に上の先生へ相談を
しばらく担任の先生にお任せして何も変わらない、何も対応いただけないなどであれば、更に上の先生へ相談しましょう。何も動いて下さらないような先生の中には、自分のところで止めて学校へ報告をしていない場合もあります。学年主任や教頭先生校長先生などに担任の先生に相談をしたことなど報告し、更に相談をして動いていただけるよう旗書きかけましょう。もちろんその対応や言動のメモを残すのを忘れずに。
それでも変わりがないようなら更に上へ。教育委員会へ相談です。真摯に対応いただけない場合は教育委員会へ行くのが一番でしょう。穏やかに、あくまでも穏やかに相談です。間違っても怒鳴り込んだりしませんように。
最後に
いじめは被害者の心に傷をつけるとても卑怯な行為です。いじめに合っていたら解決に導くのはもちろんですが、気付かないうちにいじめの加害者となっているようなこともないように、普段から子供たちといじめについてオープンに話をしていきたいですね。