しつけの助っ人「地獄絵本」は良いのか

最近、子供のしつけに役立つとされ、昔ながらの「地獄絵本」というのをよく目にするようになりました。大人でも怖い絵だなと思ってしまうので、子供にとってはもの凄く怖いものになるでしょう。そのため、親から言われたことはきっちり守り、悪いことや嘘は言わないようになると言う、親にとっては有難い本です。

地獄絵本の中身


その地獄絵本の中身はと言いますと、もともと32年前に出た絵本で、中身の絵も大人でも怖くなっちゃう絵で、血を表すような絵になっていたりします。
ただでさえ、子供は大人よりも怖がりなのに、この絵を見たら恐怖になるでしょう。
内容はといいますと、悪いことをしたり、人に嘘をつくと地獄に連れて行かれ、鬼に舌を抜かれたり、火あぶりにされたり、釜ゆでにされたりすると言ったものです。
確かに子供は、悪いことをしたり、お母さんの言うことを聞かなかったりするとこんな恐ろしいことをされる、と想像すると言うことをきちんと聞こうとしてくれますよね。
親としては有難い。普段、何を言っても聞かない子がこの絵本を見せるだけで言うことを聞いてくれるのですから。

賛否両論

この絵本がこんなにも人気になったきっかけが、最初はワイドショーなどのテレビで紹介され、それがママ友の中で広がり、効果が確かにあると言うことでどんどんと広がっていったようです。ブームになり、幼稚園でも使われるようになったのです。
しかし、このしつけの方法にも賛否両論の意見があり、反対される方もいます。
私個人的な意見としましても、反対意見になってしまいます。
初めは、「これすごく助かりそう」なんて食いつき気味になってしまいましたが、子供の立場からすると脅迫的なものも感じられ、何か少しでも間違いを犯せば、この絵本を見せられると言う恐怖感、そして、鬼は怖い!という固定観念が生まれてしまいます。
私はこの考え方を感じた瞬間に娘への事を考えてしまいました。私の娘はもともと動物が少し苦手だったのですが、私がたまたま「早く寝ないと怖い猫ちゃんがでてくるよ」なんて冗談を言った時、娘は怖がって言うことを聞いてくれました。私はそれからと言うものの、その手段をよく使うようになりました。
しかし、冷静になって考えると、娘は毎回寝ないと怖い猫が出てくると脅え、しかも、猫自体が怖いと言うイメージになってしまい、良くないなと改めて感じてしまいました。自分の身勝手で、子供の概念を固まらせてしまうのは如何なものだと思います。
なので、この地獄絵本も同じ事が言え、しつけの方針としては良いものではないように感じます。そして、私自身も娘に対して身勝手な方法を使っていることへの反省もしました。

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初めまして。わたしは3歳の娘を持つ母親です。最近は娘の自己主張が出始めて苦戦中です。 しかし、娘の寝顔にその苦労も吹っ飛ばされる毎日です。 これから先も楽しい子育てが出来るようにしたいです。