6歳といえば、幼稚園や保育園を卒園し学童期に入る時期ですね。子供たちは小学校に入学し、新しい友達や先生に出会い、毎日ワクワク、楽しいことがいっぱい。
でもパパ、ママはお勉強についていけるかな、学校にしっかり通えるかな、お友達はできるかなと成長を喜ぶ半面、心配事や悩みも増えますね。そんな楽しみいっぱい、不安もいっぱいな6歳児の特徴や生活の様子について書いていきたいと思います。
6歳児の特徴
生活面
6歳になると、規則正しい生活リズムで過ごすことが出来るようになってきます。毎日決まった時間に就寝し、朝もしっかり起きられるようになります。
この時期に早寝早起きの習慣をつけてあげる事が子供の成長にとってとても大切になってきます。早い時期に良い生活習慣をつけることで、のちのち夜更かしなどのトラブルも避けることが出来ます。他にも食事の前には自分で手を洗って、手をふき、配膳の準備のお手伝いもします。食事もお箸を使って食べ、食事中に立ち歩いたりしないで決まった時間内に食事を終えることも出来るようになります。
立ち歩いたりしないで落ち着いて食事ができるようになってくるので、外食なども気軽に行けるようになりますね。
また洋服をたたんでしまったり、靴をそろえたり、衣類の着脱も自分一人でできるようになり、トイレの介助も必要なくなります。幼稚園や保育園・小学校の準備を自分から進んで行い、園や学校、家庭の行事も理解します。カレンダーも読めるようになり、曜日、時間もわかるようになります。
社会性
園や学校で友達に興味を持ち、気の合う友達を自分で見つけ関係を気づくことが出来るようになります。新しい環境になって友達ができるか親は心配しますが、子供はすぐにお友達をつくってきます。
子供の環境適応力はすごいです。安心してください。また友人同士の中でルールや決まりを決め、トラブルなく遊ぶこともできます。
ここが園児と小学生の違いかなと思います。友達と数時間、もめることなく遊んでいる姿を見ると成長したなと感じて、とてもうれしくなります。
言葉
名前、年齢、誕生日、住所、電話番号など基本的な質問に です。ます。を使って答えることが出来ます。平仮名やカタカナ、漢字の読み書きが出来、自分の名前を正しく書くことも出来るようになります。
また話す内容も具体的になっていき、意味のある会話ができます。学校のことなどを聞くと、文章で自分の気持ちやその日にあった出来事を説明してくれます。
たくさんの言葉を覚え、言語力が伸びるこの時に使ってはいけない言葉や人を傷つける言葉を言わないようにしつけることも大切です。
毎日の会話を親子で楽しめば、話す力がぐんとつく時期です。是非たくさん会話をしてあげてください。親子の絆も今ま
で以上に深まりますよ。
危険から子供を守る
小学校に入学すると、親の手を離れ行動範囲もぐんと広がります。自分で登下校したり、お友達の家に行ったり、習い事に行ったりするようになりますね。
そこで注意したいのが交通事故です。公益財団法人交通事故総合分析センターの統計によると、歩行中の交通事故死傷者および死者数で最も多い年齢層は5~9歳でほかの年齢区分と比較しても突出して多い傾向があります。平成27年度の死傷者数は4853人も計上しています。特に平日の日中と薄暮時に多く発生しており、登下校中や帰宅後の外出で事故にあっている子が多いようです。
事故から自分で身を守れるように、親子で登下校の道を一緒に歩いて、車が出てきそうな危険な場所を確認したり、駐車場など車からは子供が見えにくい危険な場所で遊ばないように指導したりすることも大切です。また子供はまったく確認せずに道に飛び出していくことがとても多いです。よっぽどのことがない限り急に走り出さないように根気よく教えることも必要だと思います。
学校の前で子供を待っていると毎日、1,2年生が校門から走って出てくるのでとても危険です。自分の身は自分で守るということを徹底して教えていくことが交通事故から身を守るためには必要なことではないでしょうか。
もう一つ怖いのが不審者からの声掛け事案です。自分の子は安全と思わず、「いかのおすし」いかない・乗らない・大声を出す・すぐ逃げる・知らせるをしっかりと親子で確認しておきましょう。
不審者は見るからにおかしい人ばかりではない、普通に見える人のほうが多いということも我が家はあわせて教えています。子供の安全を守るのも親の役割です。
安全対策について家族で確認することは、子供の事故を未然に防ぐ上でとても重要です。是非6歳の今、一緒に確認してあげてください。
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