発達障害と眠気の関係

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日中、眠くなることはありますよね。ご飯を食べた後や、ゆっくりとソファーでくつろいでいる時、本を読んでいる時、興味のない話を聞かなければいけない時など、誰にでも眠くなることはあると思います。
眠気なんて誰でもあるんだから、というコントロールできる眠気とは違う、コントロールできない眠気により、日中に眠ってしまったり、生活に困難を持っていたり、重度な状態だと運転中の事故に発展してしまったりします。
発達障害の特性として、様々なことへのアンバランスさを表現されますが、このアンバランスは睡眠へも影響してきます。発達障害の中でも、特にADHDの人は日中の眠気に悩んでいる傾向があるようです。

眠るということは

生きていくために「眠る」ということは必要です。寝ないと体の機能も脳の機能もどんどんおかしくなっていってしまいますよね。脳と体を休めることで、明日をまた生きていける。
ということは誰でも知っているし体感としてわかっていることでしょう。質の良い睡眠をとった方がいいことは誰もがわかっていて、大人であれば、そのために何をしたらいいのかもわかっています。
しかし、そんなこととは無関係に、眠れない、日中の眠気に悩まされるという、本来人間が「眠る」ことによって維持し続けているものが崩れてしまうことがあります。

薬や二次障害からくる眠気

発達障害ではなくても、眠気に困りごとを持っている人もいると思います。うつ病などの精神的なダメージにより不眠症や睡眠障害になってしまったり、ナルコレプシーという突然の睡魔によって倒れるように眠ってしまうというのもありますよね。
発達障害の場合、発達障害のクスリの副作用で眠気が出てしまったり、逆にクスリの服用によって睡眠のズレを修正していくことができたりしているようです。また、二次障害としてうつ病になってしまったり、睡眠障害をひきおこしてしまうと、夜眠ることが出来ずに日中眠ってしまうということも起こり得ます。
それとは別で、発達障害の特性でもある感覚過敏などが原因で眠りにつくことが出来なかったり、睡眠中に何度も起きてしまったり、とぐっすりと眠ることができずに、睡眠の質が悪くなってしまったり日中の眠気に困りごとを感じている人もいるようです。
感覚過敏以外にも、切り替えがうまくいかずに睡眠に移れない、考え事がとまらない、過集中になりすぎて脳が覚醒したまま、など特性によって睡眠へ移行できずに妨げが出てしまうことがあります。

なかなか眠れないということの辛さ

長男もなかなか眠りにつくことが出来ません。時計の秒針の音が気になる、外を走る車の音が気になる、まだ遊びたかった、昔のことを思い出してしまう、話したいことが次々と頭に浮かんできて喋ってしまう、など眠るということに重きを置いてはいません。起きて動いていることが何よりもやりたいこと、なので眠るということには何の得も感じていないようです。
眠るということ自体、生き物の本能なので損得の話ではないのですが、とにかく眠りたくない、眠気がきて寝てしまうというようなことは数年に数回、こたつでゴロンと横になっているうちに寝てしまった、という状況は10歳までの間に2~3回あったかなかったか位です。
いくら寝る時間を決めても、昼間活発に運動させても、寝る前に本を読んであげても、部屋を暗くしても、テレビやゲームを寝る前にやらなくても、食事やお風呂の時間を調整しても、何をしても長男がすんなり寝ることはありません。
眠れなければ、頭の中の整理や記憶もうまく出来ないでしょうし、日中ボーっとしてしまいますし、そのうち睡眠障害になって不眠症になると眠いのに眠ることができない状態になってしまいます。
そうなると記憶だけではなく、体の感覚の神経伝達がうまくいかなくなるので、地面を歩いているのか空中を歩いているのかわからなくなってしまったり、何もないのにつまずいて転んだり、日中気づいたら職場の机に座ったまま寝ていたり、様々な判断機能がかなり低下してしまうのでとても危険です。
私は過去にうつ病からくる不眠症に悩んでいた時期があって、このような体験をしているので、長男がぐっすり眠れないことで体や成長にも影響がでるのだろうと心配し不安になり、小さいうちは何が何でも寝かせようと思っていましたが、ある時からやめました。
寝る時間が遅くなってしまっても、気が済むまで起きていてもらって寝るようにしてみたら入眠自体はあっさりと眠れるようになりました。
子供の成長面で見ればあまりいいこととは言えないでしょうが、そうこうしているうちに9時には布団に入り、そのうち眠る、という習慣が出来ました。1週間に何回かは遅くなってしまいますが、今のところは健康に過ごせています。

理想的な睡眠を維持できていたら悩まない

質の良い睡眠をとることが体と心の健康のために重要だとされ、こうしたらよく眠れるという情報は多々飛び交っていますが、そんなに理想的な睡眠が出来たら誰だって苦労しないんですよね。
寝具や枕を変えてみたり、部屋の雰囲気を変えることで眠れるようになるきっかけになることはあるでしょう。
でも現代は、特に子供よりも大人は、忙しすぎる時代の流れと日常に流され、睡眠時間さえ確保することが難しい。
ましてや発達障害の特性によって質の良い睡眠がとれていない場合、今すぐに理想的な睡眠を得ることは難しいですよね。
出来る事をやってみることは誰でもやるでしょう。そして実際に実行されていると思います。しかしそれだけでは解決できないことがたくさんあります。
一概にこれがいい、ということだけでは済まされないことが関わっているような気がしてなりません。

ABOUTこの記事をかいた人

2人の男の子を育てている主婦です。(現在小4と小1) 長男が発達障害のため、ちょっと変わった子育てをしています。 今年から次男が小学校に入ったので、少しずつ自分の時間が持てるようになりました。 そんな私のちょっと変わった子育てのお話を紹介致します。