インターネットの掲示板でよく見かける質問に、子育て中の引っ越しについての悩みがあります。例えば、「○○県に転勤になりましたが、子育てしやすい地区はどこですか?」というような質問です。その回答についても様々で、更に悩む材料になってしまうことも・・・。
子育てするならそれに適した町を選びたいものですが、知らない土地に行く場合は、調べるのも一苦労ですよね。
実は我が家も、子どもの成長に合わせての引っ越しを経験しています。その時に役立ったポイントが4つありました。今回はそのポイントについて紹介したいと思います。
ポイント1 まずはインターネットで、その次は自分の足で
最初はインターネットで調べることは必須です。右も左も分らない土地なら尚のことです。ほとんどの場合、引っ越しは転勤やUターンなどですから、だいたいのところで場所を絞って調べることになると思います。
調べることは主に次の3つ。
・町の特徴(農業の町、商業の町、工業の町・・・など)
・町が行っている子育て支援(自治体のホームページ)
・その地域にある学校や保育園などの特徴(学校や保育園のホームページ)
今は町並みの映像もインターネットで見ることができて便利ですね。
さて、少しだけ町の特徴が見えたような気がするところで、次は具体的に行動に移します。忙しいのは分りますが、自分の子どものためです。町を実際に見に行きましょう。
私も頑張って時間を作って、三日程かけて住む場所と学校を選びました。何よりこれが、本当に一番良かったんですよ。
ポイント2 学校を見れば、その地域の特徴がわかる
事前に気になった学校に見学を申し込めば、ほとんどの場合受け入れてもらえます。見学時は担当の先生が案内してくれますが、実際の子ども達の様子を見ることで、なんとなく地域の特徴が分ります。落ち着いた子が多い、元気な子が多い、身だしなみがきちんとしている、またはその逆だったり・・・、子ども達を見ればどんな親達がたくさんいるのかも何となく想像できます。授業の様子を見ても勉強に対する姿勢が伺えますし、子ども達の様子と我が子を重ねて考えると、その学校が合っているかどうか分りますよね。
ポイント3 朝、登校する子ども達を見てみる
学校を見学に行く前に、たまたま登校する子ども達の姿を見ることができました。これが実に良かった!子ども達のコミュニティの形態をうかがい知ることができたからです。きちんと整列して歩いている、笑顔が多い、元気に挨拶しているなど、実に気持ちのいい登校時間だったことは、その学校と地域への高い好感度につながりました。
そして多くの大人達が外に立ち、笑顔で登校を見守っている様子は、この町の住みやすさを一発で教えてくれました。こういうことは、インターネットではなかなか調べようもないことですね。
- 1
- 2