年に一度の晴れ舞台
ヤマハ音楽教室に子どもを通わせている方は、結構いらっしゃると思います。
幼児から入会可能なので小さいうちから音楽に親しめますし、グループレッスンではお友達を作る事も出来ます。
幼い頃にまいた音楽の種が、将来どんな風に育って花開いていくかも楽しみですね。
日頃の練習の成果をご披露する音楽発表会は、子どもにとって年に一度の晴れ舞台。
先生や両親だけでなく、たくさんの方に褒めてもらえるのは、何よりも嬉しく、これからの励みになります。
教室から特に指定がなければ、舞台にあがるお子さんの為に発表会用の衣服を用意するご家庭が多いですが、その親の服装はどうすればいいのでしょうか?
各事情によりけり
子どもがまだ小さいと、親も一緒に舞台にあがってサポートするよう、事前に先生から依頼がある親御さんもいらっしゃいます。
その場合はスーツとまでいかなくてもワンピースやツーピースなど、それなりにきちんとした服装で臨みましょう。
動きやすい服装がよければ、パンツスタイルでも大丈夫です。
心配ならば、先生に相談してみてくださいね。
子どもが一人で舞台にあがるなら、親は客席から見守るだけなので、普段着で大丈夫です。
もし、「発表会の会場が大規模なホールなので普段着では入りづらい。」と、ご自身が感じるなら、少し改まった服装で行かれるとよいでしょう。
くだけ過ぎるよりは、多少周りから浮いても改まった服装の方が、主催者に対して失礼にはなりません。
皆さん普段着で周りから浮いてしまった‥と思われたなら、翌年から気軽に普段着で行かれるとよいでしょう。
主役は子ども
親もきちんとした服装での来場を望まれる他教室もあるようですが、それは子どもたちの日頃の努力の成果を真剣に聴いて受け止めて欲しいという思いがあるからでしょう。
数ある音楽教室の中で、ヤマハ音楽教室は親しみやすい雰囲気だと聞いています。
レッスンも、和気あいあいと活気に溢れているそうです。
日頃のそんな雰囲気が発表会にも表れているのではないでしょうか。
ヤマハ側が「発表会の主役は、あくまでも子どもたちである。」というスタンスでいらっしゃるのだと感じます。
大人もそうですが、まだ小さな子どもは体と五感をフルに使って、のびのびと音楽を楽しむべきです。
発表会は、日頃のレッスンでは養えない、子どもの別の感性を伸ばしてくれる場所でもあると筆者は考えます。
子どもと一緒に舞台にあがる場合は別として、親の服装は二の次にして子どもと一緒に会場の雰囲気や音楽をとことん楽しみ、親である私たち自身も感性を磨くことが出来たら素敵ですね。