子どもが小学校に入学し,学年も上がってくると子育てママも随分と自分の時間が持てるようになります。そうなるとよく聞くのが
「子育てもひと段落したし・・・」
以前の仕事に復職したり新しい仕事についたり,子育てをしながら働くことを選ぶママたちも多いですよね。働く形はさまざまありますが,今回は子育てママが派遣として働く際に気を付けたいことについて考えてみようと思います!
子育てママの優先順位,子どもの次に仕事!
働く子育てママにとって一番の悩みは「子どもが熱を出す」ことではないでしょうか?
子どもが熱を出すと当然仕事を休まなければいけません。つまり,仕事よりも子どもを優先させなければいけないのです。しかし働くということはお給料をいただくということ。子どもを優先させるといっても決して仕事をないがしろにするわけにはいかないのです。そこが働く子育てママにとって一番ストレスになる部分ではないでしょうか?
そのため働く前には必ず派遣会社だけでなく勤務先の会社にも自分の置かれている状況(子どもの体調により急きょ休みが必要となることがあるなど)をしっかり説明し,理解してもらうことが大切です。
派遣で働くということは雇用主は派遣会社であるため,実際に勤務している会社には自分の家庭環境などの情報が届いていないことがあります。そのため,登録している派遣会社だけでなく勤務先の会社にも自分の家庭環境等について自分で説明しておくことを忘れないようにしましょう!
子育てママが職種選択のときに意識したいこと
派遣で働こうと思った時,営業,経理,総務など職種はさまざまありますが,みなさんはどのように職種を選ばれますか?自分の能力,職場の環境,通勤距離,給与や福利厚生 など,考える要素はいくらでもあります。
仕事のスケジュール
特に,1日単位,1週間単位,1ヶ月単位など短い期間でのスケジュールが把握しやすいものが理想的と考えます。
なぜなら子どもはいつ体調を崩すかわかりません。つまり,毎日「もしかしたら,明日休まなければいけないかも」という不安を抱えているのです。そんな中,明日の仕事内容や予定が把握できないようではとうてい仕事を休むこともできません。しかし,仕事内容や予定が把握できていれば休んでも大丈夫なように前もって準備をしておくことができますし,たとえ急ぎの仕事があっても他の誰かに代わりをお願いすることができるかもしれません。
社員との連携がどの程度必要か
急きょ仕事を休むことになるときに協力をお願いすることがあることはもちろんですが,総務などのように普段から社員との連携が濃い職種である場合,自分以外の予定に合わせなければいけないことが多いため,子どもの都合で急きょ休むということがしづらくなります。
通勤距離
意外と盲点になりそうなのがこの通勤距離です。普段から子どもの送り迎えが必要な人やとにかく仕事後はすぐ家に帰りたい人はもちろんですが,普段は子どもの送り迎えが必要なくても,急きょ送り迎えが必要になった時,早く迎えに行きたいけれど行けないもどかしさほどつらいものはありません。また急いでいるときほど事故にもあいやすくなります。
通勤時間を気分転換にという人もいるとは思いますが,ただでさえ忙しい,働く子育てママ。忙しさ軽減のためにも通勤距離は抑えられるのなら,最小限に抑えてほしいと思います。
まとめ
法整備が進み,働く子育てママも増え,女性が働くことに対する理解は広がってきています。
しかし仕事よりも子どもを優先させなければいけない状況を理解してくれる会社はまだまだ少ないと思います。
派遣はパートより自給も高く福利厚生もしっかりしていますが,その分責任も重く,働き方もタイトであるように感じます。子育てママが働くということは,子育てと仕事の両方を背負うことになります。そのプレッシャーはどれくらいのものでしょう?
ぜひとも
◆精神的につらくないこと
◆家庭に負担がかからないこと
◆「今の自分」に合った働き方を選ぶこと
を大切にしてください。
きっとあなたにぴったりの職種,働き方が見つかりますように・・・