七五三の3歳の女の子の着付けはプロに頼まないとダメ?
いいえ、3歳の女の子の着付けなら、ママでも簡単にできます。
3歳の女の子の着付けをママ自身が簡単にできる方法をご紹介します。
七五三の3歳の女の子の着物
基本的には3歳の女の子の着物は、三つ身の着物に被布となります。
三つ身とは、2~4歳くらいまでの子の身丈の3倍くらいの布で身頃を作った着物のことで、身頃とは、身体の前部分と後ろ部分のことです。
被布とは、三つ身の上に着る羽織みたいなものです。つまり、着物+羽織と考えればいいかと思います。
レンタルですと日時が限られてしまうため、着物の購入をご紹介しますので、参考にしてみてください。
(https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E4%B8%83%E4%BA%94%E4%B8%89+%E7%9D%80%E7%89%A9+3%E6%AD%B3/)
6千円台~1万円台で可愛い着物がたくさんあります。
七五三だけではなく、2~4歳のお正月やひな祭りでも活用できますので、購入したとしても着る回数を考えれば、かなりリーズナブルなのではないかと思います。
七五三の3歳の女の子の着物の簡単着付け
七五三の3歳の女の子の着付けが簡単な理由は、被布を着れば帯を締めなくてもいいからです。
被布の下に着る着物は、甚平タイプで紐でしばるだけのものもありますし、とても簡単です。
もちろん結んだ紐は、被布で隠れて見えません。
3歳の女の子に帯はきついですよね。
用意するものは、
- 着物
- 被布
- 草履
- 足袋
- 長襦袢
- 肌襦袢(普段着ている下着でOK)
- 腰ひも(長襦袢や着物についていない場合や腰あげが必要な場合)
- 小物類(バッグ・髪飾りなど)
です。
着付けの順番としては、
- 足袋をはかせる
- 下着の上に(肌襦袢)、長襦袢を着せる
背中心を合わせ、子どもの右衿についている紐を左の脇の下の空いているところへ通し、背中を通って前へもってくる。
次に左衿についている紐を背中に回し交差させて前に持ってきて、右衿の紐と前で結ぶ。
注意点は、背中の中心線を合わせることと、のどの中心で衿を合わせること、衿の後ろをきちんと首に添わせることです。
大人のように、衿は抜きません。
長襦袢に、半襟がついているかも確認してくださいね。 - 長襦袢の上に着物を着せる
長襦袢の上に着物を着せて、背中心を合わせる。
長襦袢の袖を着物の袖の中に入れて合わせる。
長襦袢と同様に交差させて紐で結ぶ。
着物の丈が長い場合は紐で結ぶ腰上げが必要ですが、あらかじめ子どもの身丈の長さに腰上げを縫っておくと腰紐は不要です。
着物や長襦袢に紐がついていなければ、ママが紐を縫い付ければ腰ひもは必要なく、着付けも楽です。
子どもも腰紐でたくさん結ばれているときついし動きにくいためとても嫌がります。
また、着崩れしやすいです。
なるべく、子どもの負担にならないように着付けをしたいですよね。
購入した着物なら、いくらでも子どもの成長に合わせてアレンジできます。 - 着物の上に被布を着せる
被布を着せ、着物の袖を出しボタンで留める。
まとめ
以上、七五三の3歳の女の子の着付けをママが簡単にできる方法をご紹介しました。
衿合わせを逆にしないことだけはタブーですので、気を付けてくださいね☆