いじめに対する教師の対応

いじめの実態を隠そうとする学校や教師の話も聞こえてくる一方で、子供のために真摯に対応してくださる教師ももちろんたくさんいらっしゃいます。全ての対応をお願いするのは難しいかもしれませんが、自分の子供がいじめにあっている場合、できる限りのことはしてほしいと思ってしまいます。ですが、こちらが被害者なのにあまり学校や教師にしつこく話し合いを求めたらモンスターペアレンツと言われるかもしれません。親は、学校や教師に話し合いを求める場合、どのようにすればいいのでしょうか。

いじめについての話し合いは早めに

子供が学校でいじめにあっていることが分かった場合、学校や教師との話し合いは、いじめがわかったならなるべく早いうちに行いたいです。どうしようどうしたらいいんだろうとあれこれ考えていても、解決しないばかりか悪化するかもしれません。本当にいじめが行われているならその芽の小さいうちに対策をお願いしたいです。
まずは担任教師へ相談を行いましょう。担任教師が話を聞いてくれなかったり動いてくれない場合は順に上の立場の先生へ相談をしましょう。学年主任、教頭先生、校長先生。それでもダメな場合は教育委員会へ出向きます。
学校や教師がいじめを認める認めないではなく、いじめの被害にあった具体的事実、壊されたものやケガの写真、インターネットでの中傷書き込みなどがあればそれらを持ち込んで、具体的な解決策を求めることが目的です。
いつまでに、と期日を設けて途中経過であっても報告をしてもらう約束を取り付けます。あくまでも学校や教師の責任についてではなく、対策を取ってもらうことも要求しましょう。

いじめと教師

子供同士ではなく、教師がいじめを行っているというケースについて聞くことがありますが、本当でしょうか。教師も人間であり、好き嫌いや生徒との相性もあると思います。だからといっていじめや嫌がらせを行っていいわけはありません。相性が合わない気が合わない相手というのは誰しもいるでしょうが、そこをうまく付き合っていくのが社会人であろうと思います。大人同士ならそういった場合、お互いにうまく回避したり対応したりして自分でどうにかできるでしょうけれど、子供相手に態度を変えるようなことをされては本当に困ります。子供にとって学校の先生は絶対だと考えている場合が多いです。小さい子供などは学校で先生に言われたことを忠実に守ろうとして時々困ってしまうこともあります。
いじめという認識がなくても生徒によって偏った対応をするような教師がいるならば、学校としてもきちんと対応していただきたいと思います。子供からそういったことを聞いた場合は早急に学校へ連絡をすると案外対応していただける場合もあるようです。授業の見学を常時できるようにしていただいたり、ひどい場合は担任の交代をお願いしたなど聞いたことがあります。

最後に

これはいじめなの?と思う程度のことで学校へ行ってもいいものかどうか、モンスターペアレンツと言われないかと考えてしまいますが、ひどくなってしまう前に、あくまで相談をすることは悪いことではないのではないでしょうか。まずは相談をして話をすれば疑問や誤解も解けるでしょう。
深刻なことだけでなく、普段からいろいろと先生とたわいもない話をする関係性ができていると良いですね。

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7歳の女の子のママです。出産を機に退職し、今は専業主婦をしています。 一人っ子なので全てが初体験の子育てに日々奮闘中。娘と一緒にいろいろな体験をしていこうと思っています。