学校生活をおくっている中で、PTA役員に選出されることがあるかもしれません。PTA活動をしたいという人も中にはいます。でも、仕事や家庭の事情でどうしても役員ができない家庭もあります。そんな時、どんな風に断ればいいのでしょうか。うまく断る方法をご紹介します。
どんな理由で断るか
小さい兄弟がいる場合は、「下の子供が小さく預けることもできないので参加できない」と断るといいと思います。赤ちゃんを連れての参加は難しいので、検討していただけると思います。
例えば、転勤の多い職種の場合も、「転勤の可能性があるので、お引き受けできません。」と言って断ることができます。はっきりと転勤しますというわけではなくて、可能性がありますということを伝えます。途中から役員を変えることは面倒ですし、検討してもらえると思います。でも、何年も転勤なしのままだと怪しまれそうですね。
仕事や介護で忙しい人
共働き家庭が増えてきているので、「仕事をしているので…」という理由では、なかなか断りにくくなってきました。でも、母親が仕事で家計を支えている場合なら検討してもらえるかもしれません。仕事と役員の両立をしている方もいるので、どこまで検討してもらえるかわかりませんが。
親の介護などで忙しい場合も、家事と介護で大変な状況をきちんと説明して検討してもらいましょう。持病がある方もいると思います。それぞれの家庭の事情はあるのです。
上手な断り方
子供がたくさんいて、長年、学校へ行くことになる場合は1度は役員にならなくてはならいかもしれません。そんな場合は、「では子供が○年生の時に引き受けます。」といった形で計画を立てて、引き受けるようにしましょう。今年は無理だなと思ったら、「今回は引き受けられませんが、次回お引き受けします。」といった形で断ります。
仕事をしていなくても求職中であったり、出張が多い仕事であったり、正直に状況を話して検討してもらえるようにしましょう。
よくない断り方
では、よくない断り方とはどうでしょう。基本的に嘘をつくことはよくありません。嘘はばれることもあります。嘘をついてることがわかって、自分だけではなく子供にも影響がでることもあるのです。だから、どうしても断りたいときでも嘘をついて断ることはやめましょう。
それでも断れない状況になったら、家庭の状況や事情を説明して、事前に条件をつけておくなど、無理のない範囲で役員活動を行うようにしましょう。みなさん協力しながら、活動していると思います。