子育てをしていると毎日何度も子どもを叱ってしまいます。叱ってばかりの子育ては、叱られる子どもはもちろんですが叱るママだって楽しくありません。
叱らない子育てが良い、なんて聞くけど、子育てしていて叱らないなんてことがあるわけないじゃない!・・・もう、子育てなんて嫌っ!!
そんなあなた、一度「のびのび子育て」を試してみませんか?
子どもがのびのびしながら育つそんな子育て方法について紹介します。
のびのび子育てとは?
子育てをしていると、ついついあれはだめ、これはだめ、それもだめと、子どもの言動に対してさまざまな制約をつけてしまっているなんてことはありませんか?
のびのび子育てとはそういった子どもに対する制約だらけの子育てを見直し、今までだめ、ダメと制限してきた子どもの言動を「子どもらしい」言動として寛容することから始まります。
「子どもらしい」と思うことで叱る基準を下げることができ、叱らない子育てへの第一歩となります。
しかし、こののびのび子育てを実践するためには「子どもらしい」と寛容することのほかにも親がしなければいけないことがあります。それは次の3つです。
- 子どもを信頼する
- じっと我慢する
- 子どもの言葉や気持ちを受け止め、寄り添う
子どもをのびのびと育てるためには、親が子どもに手を出したり口を出したりすることなく温かく見守っていかなければいけません。そのためには親が子どものことをしっかりと信頼するということが大切です。
また、子どもの言動を見守っているとその言動に不安になることもあります。しかしそんなときでもじっと我慢できる親のもとであれば子どもはのびのびと育つことができます。
手や口を出さずじっと我慢して見守り続けると言われると、見方によっては放任していると誤解されることもありますがそうではありません。子どもがのびのびと育つためには見守りながらそのとき、そのときの子どもの気持ちを受け止め、寄り添っていくことが大切なのです。
子どもである時間とは?
子どものときというのは社会の規範にしばられる大人とは違い心のおもむくままに行動することができます。そのため、子どものときにしかできないことというのがたくさんあるのです。そのような環境の中で、親が制約をかけることなくのびのびと好きなことをさせると子どもはどんどん伸びていきます。
もともと子どもには多くの可能性が秘められているため、その可能性を存分に試し、発揮することができるのです。しかし誤解しないでほしいのが「心のおもむくままに」は子どもに好き勝手を許すということではないということです。「心のおもむくまま」というのはあくまでも子どもの「やってみたい」という意思を尊重するということにあります。
つまり、子どもの興味関心を大切にすることで子どもの自立や子どもが持っている可能性を広げることができるのであり、その子育ての方法がのびのび子育てなのです。
のびのび子育てママになるためには?
いざ、のびのび子育てをしようと思っても、子どもが興味を示すものがない、なんていうこともあります。そんなときは親がよさそうと思うことなどを無理やりさせるのではなく、子どもが興味を示すものが見つかるまで気長に待つようにしましょう。
そして、子どもにやりたいことが見つかったときはさあ、力の見せ所です。しっかりと全力でサポートしていきましょう。
また、子どもをみているとついついほかの子と見比べてしまうなんてこともあるかもしれません。しかし子どもにはそれぞれ個性があります。ぜひともその子、その子の個性を尊重し認めてあげましょう。そうすることで子どもに創造力のある感性が育っていきます。
まとめ
のびのび子育てをすることで叱ることが減り、さらに子どもは自立し、その可能性は広がります。
ぜひとも自分の教育方針として取り入れたい、また、多くの人にのびのび子育てについて知ってもらい取り入れてほしいと思いますが子どもの成長段階や性格などによってはのびのび子育てが向かない子もいます。
のびのび子育てをする上でもそうですが、まずは我が子をしっかりと理解し、その子に合った子育て方法でその子らしく育てることを一番に考えたいですね。