PTAは任意加入ということをご存知でしょうか。PTAの活動というと、保護者にとって面倒なことが多いですし、トラブルが起きることも多々あるようです。ただ、実際に非加入でいる世帯はごくわずかなのです。PTAに加入しないことによって、子供が不自由な思いをすることがあるかもしれないのです。
PTAの活動と子供たち
親はPTAの活動をしないことで、楽になるかもしれません。PTAに加入している限り、役員になったり、子供が多い家庭では長年活動に参加することになります。では、子供たちに起きると予想される非加入のデメリットとは、何でしょう。例えば、PTA会費から出費されるものを非加入の子供はすべて排除されると、子供は孤立感を感じることになります。学校生活の中で当たり前だと感じていることが当たり前でなくなってくるのです。任意団体と認められているのですが、入らないという選択はなかなか難しいようです。
PTAに非加入でいたいと思う人の気持ち
なぜ、このように非加入を希望する声がでてくるのでしょうか。それは、時代の流れによる社会の変化に合わせてPTAの変化というものが必要になってきているのだと思います。共働き家庭が増え、高齢化による親の介護や、持病や仕事の都合など、家庭には様々な問題点があります。そんな忙しい中、PTA活動に時間を費やすことに抵抗がでてきているのだと思います。子供のために、安全や清掃活動などには参加することはよいと思います。しかし、活動の中には、必要なのかな?と感じるような活動も中にはあるのです。
PTAに非加入でいるメリットとデメリット
非加入でいるメリットは、PTAに加入しないことで、活動に時間を費やすことがなくなることです。また、人間関係でもトラブルにまきこまれることはなくなり、ストレスを感じることがなくなるかもしれません。では、デメリットはどうでしょう。やはり、子供に関わるところでは、PTA主催の行事に参加できなくなることや、PTAの配布物がもらえなくなることでしょう。また、学校とのつながりが薄れてしまうので、情報が入ってこなくなってしまう心配があります。
PTAの本来の姿と課題
本来の目的は、児童生徒のために、保護者が行うボランティア活動であることなので、もし、非加入であっても子供がいやな思いをしたり、孤立感を感じることはおかしいのです。社会の流れや家庭環境の変化にあわせて、PTAのあり方や変化が求められてきているのかもしれません。子供たちを一番に考えて、一緒に成長を見守れるPTAであってほしいです。