保育園、遠足初めてさんの「なぞなぞカード」

保育園に通い出して、初めての遠足の日。ワクワクしながら、その日を楽しみに待つお子さんを見ていること、親としても嬉しくなりますよね。
初めての集団行動でのお出掛け。だからこそ、ルールも理解して欲しいし、危険なことがあることも知って欲しい。
そこで、遠足初めてさんの「なぞなぞカード」を作って、子どもさんと一緒に楽しく学んでみませんか?

まずはママが遠足リサーチ

子どもが遠足の案内を持ち帰ったら、まずは場所をチェック。
敷地がどのくらいあるのか、周囲に川や池など、水に関わるような場所はないか、崖などはないか、横道にそれたような狭い道が何本もあったりしないか……などなど、迷子になる可能性やケガや事故に繋がる場所を確認して、大人が見て危険だな、と思えるようなところをチェック!
これをカードの内容に生かしましょう。
もちろん、先生方も危険箇所はチェックしているはずですが、子ども達が認識を持って行動すれば、先生も子ども達も、お互い助け合えますよね。

答えのカードは二者択一がベスト

子どもに知って欲しいことをチョイスしたら、カードを作りましょう。
答えはなるべく二者択一で。白黒はっきり付けられるようにするのがベスト。
文字でもいいですが、子どもは視覚に訴える絵と、聴覚からの情報としての言葉を組合わせた方が覚えやすいです。
カードは出来れば絵や写真がいいですね。絵が苦手なら、広告紙やネットなどから写真を出力するなどして選んで、厚紙などで作ったカードに貼り付けます。絵は簡単に描いてOK。あまり抽象的なら困りますが、パッと見てだいたい解れば大丈夫。
例えば◯と×のカードを作ります。
「みんなと一緒に歩いている時、綺麗なお花がありました。ちょっとの間だけ、みんなから離れてお花を採りに行きました」「これは◯? ×?」
と示して◯と×のカードのどちらかを選んでもらいます。後は親子で会話して、解答の認識を深めましょう。
先生の絵を描いたカード、子どもの絵を描いたカードを作ります。
「みんなと一緒に歩いている時、お友達がみんなと離れてお花を採りに行きました」「その子を呼びに行く? それとも先生に教える?」
と、子どもと先生のカードのどちらかを選んでもらいます。
後は同じように親子で話し合ってみて下さい。
と、このようにママのアイデアで簡単に答えられるクイズと絵カードを作ってみましょう。

遠足が終わった後も振り返りをしよう

遠足が終わった後も、しっかり子どもの話を聞いて、クイズでやった内容の出来たところがあったかも振り返ってもらいましょう。
もし出来ていたら、おおいに褒めてあげましょう。
この一連の作業で、予習ー実践ー振り返り……が出来るので、親子でマナーや危険に対する知識と認識が深まりますよ。
また、この方法は遠足と限らず色んな場面でも使えますから、工夫して活用してみて下さいね。

ABOUTこの記事をかいた人

1964年生まれ。 「辛い時期もいずれ過去になる。」なんて台詞が解る年頃になりました。 これまでの経験を生かし、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書きたいと思います。