赤ちゃんのご出産、おめでとうございます!
ハロウィンやクリスマスやお正月、いろいろなわくわくするイベントがありますが、
生まれたての赤ちゃん~7歳くらいの子どもまでの成長を祝うイベント・行事があるのを
ご存じでしょうか?
赤ちゃんが生まれて、嬉しくて写真をたくさん撮られていることと思います!
行事があると、普段とはまた違った写真も撮れますし、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんと
離れて暮らしている場合には、久しぶりに会える良いきっかけになりますよね!
まとめてみましたので、ぜひ、ご参考になさってくださいね!
お七夜(おしちや)
赤ちゃんが生まれてから、ちょうど7日目に名前をつけてお祝いする行事で
なんと平安時代から続く伝統行事です。
お赤飯・尾頭付きの鯛・紅白のお麩などを家族で食べます。
ちょうど病院から退院する日がこのころにあたるので、退院祝いを兼ねてお祝いするのも
良いですね!
次の「お宮参り」までの1ヶ月間、名前を書いた命名書を飾っておきます。
産後はご家族もバタバタしてしまうので、入院・出産前に命名書のご用意をされておくことをお勧めします!
お宮参り(おみやまいり)
男の子は生後31日頃、女の子は生後33日頃に、赤ちゃんの健やかな成長とご加護を、赤ちゃんが生まれた土地の神様(産土神うぶすながみ)へ祈る大切な行事です。
お宮参りは、初宮参り、産土参りとも呼ばれています。
ベビードレスにケープなどの祝い着をお召しになられるのが現代風だそうですが、正式な祝い着は、男の子は羽二重(はぶたえ)地で、鷹などの柄の熨斗目(のしめ)模様、女の子はちりめん地に花柄などの友禅模様で、男女とも母親の実家の家紋入りのものを用意します。(祝い着や費用などは、母方の実家から贈るのがしきたりとされています。)
参拝は、父方の祖母が赤ちゃんを抱きますが、産後で体力が落ちている母親に配慮してこうした形式になったようです。
お食い初め(おくいぞめ)
赤ちゃんが生まれて100日が経ったことをお祝いする行事。
「これから食べることに困らないように、健やかに育ちますように」という願いを込めての
お祝いで、赤ちゃんのために食膳を整え、大人が端を持ち、食べ物を赤ちゃんの口元へ運び実際に食べさせる真似をして祝います。
メニューは一汁三菜を基本に、尾頭付きの鯛・煮物・赤飯・香の物・汁の5つで、
香の物の器には、歯固めの石(丈夫な歯が生えるようにという意味があります。)と
梅干し(しわが出来るまで長生きするようにという意味があります。)を盛り付けます。
正式な膳は男の子は朱塗り、女の子は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使用します。
初節句(はつぜっく)
赤ちゃんが生まれて初めての節句のお祝いで、赤ちゃんの成長を喜び、将来の健康と幸せを
祈るお祝いです。生後1~2ヶ月で節句の時期がきてしまうような場合には翌年の節句に
行うのが通例のようです。
・男の子…5月5日「端午の節句」
鯉のぼりをあげ、兜・鎧・武者人形などを飾り、かしわ餅やちまきなど食べてお祝いします。
・女の子…3月3日「桃の節句」
ひな人形とともに、桃の花や菜の花などを飾って祝います。桃の節句が終わったら、すぐにひな人形をしまわないと嫁に行くのが遅くなるなどという言い伝えがあります。
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